皆さん、こんばんは

貝塚市議会議員 中川 剛 です。

今日は、貝塚市議会本会議が開催され一般質問を行いました。



質問内容は、

公立認定こども園、幼稚園の施設の安全について
①耐震診断の結果について
②市民からの要望について
③施設の耐震化について

公立認定こども園、公立幼稚園の診断結果は、

木島認定こども園
①棟 建築年 昭和49年 Is値 0.450
②棟 建築年 昭和49年 Is値 0.540

津田認定こども園
①棟 建築年 昭和47年 Is値 0.146
②棟 建築年 昭和47年 Is値 0.404
③棟 建築年 昭和56年 Is値 0.881

三ツ松認定こども園  耐震化済み

葛城認定こども園  建替済み

北幼稚園 耐震補強済

南幼稚園
①棟 建築年 昭和43年 Is値 0.08
②棟 建築年 昭和54年 Is値 0.12

中央幼稚園
①-1棟 建築年 昭和40年 Is値 0.03
①-2棟 建築年 昭和40年 Is値 0.03
②棟 建築年 昭和52年 Is値 0.21

木島西幼稚園
①棟 築年数 昭和46年 Is値 0.38

西幼稚園 耐震性有

東幼稚園
①棟 建築年 昭和51年 Is値 0.32

Is値が、0.3未満の建物は、震度6強以上の地震に対して倒壊又は崩壊する危険性が高いとされています。

この20年の間に阪神淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災、熊本地震、6月に発生した大阪府北部地震そして30年以内に70パーセントの確率で発生すると言われている南海トラフ地震の事を考えると早急に対応が必要です。

とは言うものの、市の財政状況を考えると全ての建物を一気に建て替えることは現実的ではありません。

例えば、耐震化済みの小学校の余裕教室を改装して、幼稚園、認定こども園に転用する事が出来れば、コストダウンにもなり、安全性を確保する事が出来ます。

まず、子どもたちの安全を守るために何が出来るかを考える事が重要です。

野党ですが、国政政党として補助金創設を要望していきながら、粘り強く交渉をしていきたいと思います。