皆さん、こんばんは
大阪維新の会 貝塚市議会議員 中川 剛 です。
先週の金曜日に、池田市にありますNPO法人トイボックスが運営するフリースクール スマイルファクトリーの視察に行ってきました。
これは、貝塚市議会3月議会の代表質問で提案しましたフリースクール誘致に向けた取組みとして勉強をしてきました。
スマイルファクトリーは、2003年に池田市教育委員会からの委託を受けて開校しました。
開校から昨年の6月までは、市の宿泊研修施設「山の家」の指定管理を受託し、フリースクールとして活用、現在は旧伏尾台小学校に移転して運営されています。
施設は池田市より提供を受け、市内在住の小中学生は無料で利用できるようです。
不登校、ひきこもりなど学校生活になじみにくい子どもたち、また、不登校が長期化している子どもたちは、発達障害の可能性があり、勉強や対人関係がうまくいかず行き詰っている場合があります。
そこで、個々の能力に合わせた個別学習と、体験学習を通じた学習支援、対人関係を手伝うことにより、成功体験を通して、自己評価を高めることを目的としているようです。
対人関係を学ぶために、失敗やトラブルをあえてチャンスととらえて適切な介入を行っているようです。
池田市教育委員会は、スマイルファクトリーの教育には、ほとんど介入しないという事で、施設の独自性を高めています。
また、池田市はこれとは別に適応指導教室ビーンズを運営しています。
これは、競合するという事では無く、不登校児童生徒を抱える保護者にとって、選択肢が増えたと私は理解しました。
不登校になる理由は、人間関係、先生への不信など様々です。
まずは、外に一歩踏み出す事が大事で、それが通っている学校なのか?市が運営する適応指導教室なのか?フリースクールなのか?選択肢が多ければ、その可能性が広がります。
公設民営の施設として素晴らしい勉強をさせて頂きました。
関係者の皆様、有難う御座いました。