令和5(2023)年8月22日 愛知県熱中症警戒アラートが発令されました
愛知県熱中症警戒アラートについて
愛知県では、県民に熱中症に対する注意を喚起し、熱中症予防行動を促すため、気象条件から特に熱中症に対する警戒が必要と考えられる場合、県独自に「熱中症警戒アラート」を発令しています。
(1)発令条件など
暑さ指数(WBGT)が33以上となることが予測される場合、前日17時と当日5時に発令
県内11か所の観測点のうち、いずれかの地点において基準を超えることが予測される場合、全県一律に発令
(2)情報発信方法
- 記者発表
- 通知(県内市町村および県保健所)
- WEBページ(愛知県)
- 熱中症予防情報サイト(環境省)暑さ指数や熱中症警戒アラートの情報や各種チラシのデータを確認できます。
熱中症警戒アラートが発令された場合
「愛知県熱中症警戒アラート発表時の予防行動(PDF:241KB)」に取り組んでいただくようお願いいたします。
暑さ指数(WBGT)について
- 暑さ指数(WBGT)とは熱中症を予防することを目的に開発された指標で、(1)湿度、(2)日射・輻射など周辺の熱環境、(3)気温の3つを考慮した国際指数です。
環境省熱中症予防情報サイト「暑さ指数(WBGT)とは?」(外部リンク)
- 現在の豊田地域の「暑さ指数」(WBGT)
環境省熱中症予防情報サイト暑さ指数の状況と予測(外部リンク)
熱中症とは
「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、
体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡
することもあります。
熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
熱中症の予防法
- 熱中症の予防には「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です。
水分・塩分補給
- こまめな水分・塩分補給(特に高齢者の場合、のどの渇きを感じなくても、こまめな水分補給を)
熱中症になりにくい室内環境
- 扇風機やエアコンを使った温度調整
- 室温が上がりにくい環境の確保(こまめな換気、遮光カーテン、すだれ、打ち水など)
- こまめな室温確認
体調に合わせた対策
- こまめな体温測定(特に体温調節機能が十分でない高齢者、子ども)
- 通気性の良い、吸湿・速乾の衣服着用
- 保冷剤、氷、冷たいタオルなどによる体の冷却
外出時の注意
- 日傘や帽子の着用
- 日陰の利用、こまめな休憩
- 通気性の良い、吸湿・速乾の衣服着用
- 天気の良い日は昼下がりの外出はできるだけ控える
厚生労働省からの熱中症予防注意喚起(PDF:1,325KB)
災害時の熱中症予防
災害時には、慣れない環境や作業で熱中症のリスクが高くなりますので、お互いに声をかけながら、十分に注意しましょう。