省電力、コンパクト化の第2段です。
お次はZOJIRUSHIの電気ポットCHーDT10ーXJです。

ケトルではなく電気ポットなのが、ちょっと微妙です。
容量1リットルと少量ですが名前の通りポットなのである程度の保温ができます。
省電力を進めるわらびもちが何故ポット?となりますが、答えは消費電力の少なさです。
消費電力430Wとポータブル電源にとても優しい。
電気ケトルの消費電力が1000Wが当たり前の世界でこの消費電力の少なさは、まさにポータブル電源用に作られたといっても過言ではありません。

わらびもちのJVCー6は500Wなので使用可能です。
いやぁ、探しました。
消費電力500W以下の電気ケトルで検索すると一応は出てきますが、そういった商品は材質により臭いが気になったりするのがほとんどで、消費電力とトレードオフな関係です。

そこで、見つけたのがこの商品です。

先ずは外見
見事にポットですね。
見辛いですが上にpushの文字がある丸いスイッチ、ここを押せばお湯を出すことができます。
押さないと出ないようです。
電動ではありません。
ポットを傾けて注ぎます。
下に目を向けると丸い形状の赤ランプがちんまりと2つありますが、左が沸騰中のランプ、右が保温中です。

反対側はコンセントを差し込むところです。
蓋に穴が空いていますが、ここから蒸気が勢いよく吹き出しますので、使用中は上部分注意ですね


蓋を開けて中を見てみますと、内側はステンレス。
臭いがつかないのがよいですね。
容量は1リットルで、ここまでと上限が分かりやすい。
更に下に目を向けると線がありますが、ここが最低ラインです。
ちなみに最低水量は500CCでした。
手軽にコップ1杯だけ、200CC‥とはいかないようです。


それでは、我が家のポータブル電源JVCー6 繰り返しますが通常出力500Wです
現在の残容量100%

接続、点火!消費電力435W、ほぼカタログ値どおりです。

沸騰間際で湯気が勢いよく出ているのですが、写真には写らないのが悲しい
1メートル位の高さまで吹き上がっています。

オレンジのランプが点り、無事に沸騰が終わり保温に入りました。

現在の残容量は87%  保温電力は27W

500CCを沸騰させるにはポータブル電源の13%を消費し、その所要時間は10分27秒でした。

なんとか許容できる範囲内ではないでしょうか。


遅ればせながら、なぜ電気ケトルが必要なの?となりますが、以前のサイクリング&車中泊で2泊3日の一人旅をしたのですが、朝食はおにぎりかパンで味噌汁やコーヒーを飲んでいました。

その時に、いちいちIHクッキングヒーターと鍋を準備してといういちいちの手間がかかっていました。
そんなときにケトルがあれば楽なのになぁとしみじみ感じたのです。

それで、一旦は1000Wの電気ケトルを買ったものの、使えるポータブル電源が限られるため今回の導入になりました。

このシリーズはもう少し続きます。