舞台観劇の旅 その1

舞台観劇の旅 その2   の続きです。



堤真一さんとつよぽんの二人芝居。

今回の舞台「K2」は、たくさんの方がチケットが取れずに涙しています。

私もその1人だったんだけど、、しょぼん

残念だったなーと諦めてた時に声をかけてくれ譲ってくれたつよ友ちゃん。

ありがとうドキドキ


観劇出来ない方のためにも、感想加えながら少し書いちゃいますね!

ネタばれしちゃってるので、「これから観劇するの」っていう方はお気を付けください。



舞台「K2」が開演しましたよ~~キラキラ






開演前から風の音がしていた劇場内ですが、暗転してからもやはり風の音が。

幕が上がるとステージには大きな氷壁がドンっと。

そして、その氷壁にあるわずかなレッジ(岩だな)が目に飛び込んでくる。


下山途中の8100m付近で遭難して、酸素も薄く、寝袋もテントもない極限状態で一晩を明かし、ビニールシートっぽいものにくるまったハロルドとテイラーが目覚めるところから物語は始まる。

シートをはぐって登場したのはテイラー(剛くん)


!!


いやぁ~~んラブラブテイラーと目が合ってる(はず)!!


ステージ右側に氷壁があり、レッジの位置はというと・・

通常のステージよりも高い場所なのよ。

氷壁に背もたれレッジから正面をみると、ちょうど私が座ってるところあたりに目線が目


やばい(///∇//)

私の大好きな低くて劇場内に通る声が聞けて、視線まで合うなんてラブラブ!

一番左端で見づらいかも・・なんて心配は必要なかったわラブラブ


テイラーがハロルド(堤さん)を起こし無事を確認するが、左足を骨折していた。

そんなハロルドとは特に目があってた(はず)!

骨折しているためレッジの狭い範囲内では動くけど、それ以上に身動きしないのと、話をするとき遠くを見ながら話していることが多かったから、おのずと視線が私の方へ来ちゃうのよ。

ずーっとは合っていなくてもね。


ハロルドが骨折していることが分かり、どうやって2人下山しようかと考え持ち物の点検を始める。

点検を始めて、ザイル(ロープ)とアイススクリューを下山してくるときに置き忘れてきたことに気づくテイラー。

無事に2人下山するためには、それがないとだめだということになり、取りに戻るというテイラー。

気持ちが高ぶっているテイラーに対し、「それが一番の得策か?」と冷静なハロルド。

結局、置き忘れたザイルを取りにいくことになる。

狭いレッジでは、ザイルをしっかり結び付け氷壁を登って行く準備を始める。

ザイルを結束する作業もスムーズに行っていて、観ていてすごいと思った。


準備ができ、いよいよテイラーは氷壁を登って行きます。

ステージ上の氷壁は直角と言ってもいいくらいの傾斜で、手元や足元を確認し、アイススクリューで穴をあけてザイルを固定する。

その繰り返しで、体力が必要なシーン。

ステージ上から見えなくなるところまで登って行き、今度はレッジのある頭上からザイルで降りてくる。

演技というよりも、本当に登山してるのよ。

すげーー。

もう、それしか言いようがない。


そんなシーンの間、ハロルドはテイラーにいろんな話をします。

青春の日々、仕事や哲学、日常のこと家族や女性歴についても。。

極限状態にいるためか、いろんな話ができちゃうんだろうなー。

テイラーも女性歴について話すシーンがあるんだけど、通常だったら絶対に口にしないだろう事も言っちゃう。

下ネタというか、なんというか・・。

つよぽんの口からそんな言葉がでるとは・・

って、テイラーが話してるんだけどね。

何だか、ドキッとさせられたよっこちゃんなのですラブラブ


再度登って行ったテイラーだったが、垂直に落下してしまう。

もちろん、ステージ上では宙吊り状態に。

しっかりと結ばれたザイルとハロルドの冷静なサポートにより無事にレッジに戻れたが、陽が暮れる前にもう一度登ると言い出したテイラー。

今度はビニール製のザイルだったか(?)をアイススクリューにつけてレッジから引っ張ることに。

再びテイラーは氷壁を登っていき、レッジに戻ってくる。

2人一緒に引っ張ると何かが外れた音が!


やったーー!


と喜んだのもつかの間、頭上から大量の雪崩が。

どんなに力をかけても外れないくらいに雪でガチガチに固まってしまっているのだ。


そうよね。8100m以上もある高さだから簡単には取れないはず。

この雪崩で2人は雪に埋まってしまうんだけど、最前列で観ていた客席にもこの雪がドサッと頭に落ちてました。

その姿がおかしくて一瞬スクっと心の中で笑ってしまったが、頭が白くなっているのも気にせずに、夢中で観劇している客席に感動してしまった涙目


どうしても2人一緒に下山したいテイラーと、それは現実的にムリだというハロルド。

「死」に直面している状況にあっても必死で生きようと、下山しようと頑張っていたテイラーは、ハロルドの言葉に納得がいかず感情を氷壁にぶつける。

氷壁を叩きながら、「助けてくれー!」と何度も何度も叫び続ける。

テイラーの気持ちが伝わってきてこらえきれなくなるものが。゚(T^T)゚。


怪我の処置をせずにいるハロルドに生きる道はない。

愛する妻や子供たちに会えなくなるのは辛いが、自分の気持ちを伝えてほしいとテイラーにお願いするハロルド。

それに対し、自分一人で下山することはできないというテイラー。

自分だけが生きて帰ることに、ハロルドを残してきたことを一生背負っていかなければいけなくなることになるのが嫌だという。

友達のいないテイラーにとって、ハロルドは本当の友達だと思っているからこそ。


そんなテイラーにハロルドは言った。



人生は受け止めることだ。



テイラーはハロルドを残して、1本しかないザイルで下山することに。

1人レッジに残ることを決心したハロルドの葛藤がにじみ出ていて辛くなった。

テイラーが下山していくザイルをしっかりと握りしめるハロルド。

5m下に着地したテイラーが強く2回ザイルを引っ張る。

無事に着地出来たことに安心するとともに、本当にレッジに1人取り残されてしまうことに。

固定していたザイルをゆっくり、ゆっくりほどいていくハロルド。

しばらくすると、ほどいたザイルがヒュルヒュル~っと引っ張られてハロルドの手の中から離れていった。

孤独になった瞬間だ。




1時間40分

幕を閉じた。


カーテンコールが何度もあった。

すばらしかった!!

感動した!!



単なる山登りを見せるのではなく、人生について、生きることについて教えられたような気がする。



しばらく放心状態&余韻に浸りつつも、つよ友ちゃんと合流。

つよ友ちゃん、初の舞台観劇に「やばい」を連発してた。

どっぷりと舞台の良さに嵌ったらしいドキドキ

やっぱり生の演技はたまらなくいいもんねぇ(〃∇〃)



さてさて、舞台観劇終了でーす。

旅の最後、あるところに寄って空港へ飛行機

続きは、のちほど(^-^)/