昔、テレビで特集を観た。古代エジプトだっただろうか。
人々はみな、太陽、月、海等、それぞれの万物にはそれぞれの神様がいると信じていた。
ところが、 ある時代の権力者が1つの神様を信仰するよう、人々に命じた。
その時代、死は恐ろしいものではなく新しい魂に生まれ変われるチャンスだとみんな信じていた。
死後の世界にも神様がいて、自分達が行ったいいこと悪いことを天秤にはかり、その人にあった場所へと導いてくれると。
それまで信じていたものを勝手に変えられ、 民衆は激怒し、猛反発した。
その後、 再び一神から多神になった。
日本には八百万の神様がいらっしゃるという。
海、山、植物、学問、商売。全てのものに宿っている。
こうした神仏の世界というのは、人間界にも当てはまるような気がしてならない。
飛行機を飛ばすのは操縦士だが、飛行機が安全に飛べるよう点検するのは整備士である。
飛行機を滑走路に誘導する人もいる。乗客と一緒に飛行機に乗って、安全に 旅ができるよう接客してくれる人がいる。
人にはそれぞれの役割がある。
だが、それが活かされない、活かすチャンスを与えてもらえないのが今の社会のように思う。
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