こんにちは。

 

日本の家族と9年間暮らした

雑種で中型犬のトビーが

日本語を話さない

フランス人と暮らし始めました。

 

トビーは手をかけられずに

庭で飼われていましたが、

飼い主の転勤で状況が

変わりました。 

 

 

新しい飼い主は躾がきびしく、

最初はずいぶん反抗したようです。

 

でも、犬の扱いに慣れている

飼い主にはかなわない。

 

 

元の飼い主から、

トビーは利口な犬で外で

ウンチをしないから、

散歩は楽よ・・と、 

無知な私は感心し、

それを夫に話したら

あきれられてしまった。

 

 

トイレの習慣を

変えることからのスタートです。

 

でも、トビーは少しづつ新しい飼い主に

なじんでいきました。

 

食事や散歩の時間には、

きちんと座って待つ。

 

ずいぶん慣れてきたと思っていた時、

夫が、トビーはフランス語と英語が解るよ

・・と言いました。

 

そんなこと、ありえないという表情の私。

 

 

ある時、トビーと夫と一緒に散歩へ行きました。 

 

土のすべりやすい坂道にかかったとき、

ゆっくり、ゆっくりとトビーにフランス語で言う夫。 

 

トビーは歩調を遅くし、

夫を振り返りながら歩く。 

 

確かに、夫はよく面倒を見ていたが…

ここまで従うとは驚きました。

 

英語とフランス語で指示されても、

その指示通り動くトビー。 

 

ことばの問題ではなく、

この状況の時にはこの動き・・・と

理解していったのでしょう。 

 

トビーなりに心地よく暮らすための

知恵を身に着けて、

9年一緒に暮らしました。

 

PET1

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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