明日、12月22日(月)は冬至。
1年の中で、昼の時間が最も短くて夜の時間が長い日。
冬至の日に、柚子湯に入り、かぼちゃを食べるという習慣は、
これから訪れる本格的な寒さを乗り越えるられますようにと願う
先人達の知恵と祈りのカタチ…
〜冬至の室礼〜
盆果 南瓜、柚子、南蛮(唐辛子)、小豆、烏瓜、茄子、竈門御幣
盛り器 長板、喜芳棚、花器
〜茄子に思いを寄せて〜
我が家の天空庭園で育てた茄子も最後となりました。
今年1年の室礼のいたるところで、願いごとが成しえますようにと、
茄子に「成す」の思いを添えて、しつらえてまいりました。
茄子が、その一生を終え、枯れゆく姿も美しいと思い、
また愛おしくも思いました。
〜竈御幣(かまどごへい)〜
こちらは山梨県の若宮八幡宮の「竈御幣(かまどごへい)」
この御幣は、新年を迎えるにあたり、各家庭の台所にお祀りされるものでございます。
こちらの若宮八幡宮のご祭神は、仁徳天皇。
仁徳天皇と言えば「民の竈」。
その昔、仁徳天皇は高台から遠くを眺め、
民の竈から煙がのぼらないのをご覧になり、
民の貧困を察します。
それから3年間、税を免じ、自らも節約に努め
3年後に煙が盛んに立つのをご覧になり、
民が豊かであれば、私自身も豊かであると仰せになり、
更に3年間税を免じたそうでございます。
若宮八幡宮のご祭神に相応しい、御幣ですね♪
〜冬至の室礼〜
今年1年間、願い事が成しえますようにと、
しつらえた我が家の茄子にも、
感謝の思いを込めた室礼とさせて頂きました。
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