国民的アイドルと言われるAKB48……実は最近これにハマっていて、
年甲斐もなく友人らに、その魅力を熱く語ってしまうような始末である。
単に今日はそれを白状しようかなぁと思って、久々に日記を更新する。

彼女らのブログを覗くと、先日の津波による被災者の方々を心配して、
「私たちも力になれないだろうか」と義援金や節電を皆に呼び掛けたり、
色んな努力や想いで活動を続けたりしている様子が綴られているが、
そこでは若さによるアクションや、純粋な良心を感じ取ることが出来る。
その「小さな物語」を形成している個々の輝きは、勿論、素晴らしいが、
『AKB48の経済学』なんて本を漁るくらい、この大仕掛けに興味を持ち、
舞台拡大を眺めて目を離せずにいるのが、実は今の自分の姿である。
要はプロデュースも含めたAKB48全体の企画を面白いと感じている。

元々これにハマる直接的なきっかけとなったのは「AKB48ネ申テレビ」
というテレビ番組で数年前に放送された「山寺で悟りを開け!」の回だ。
内容は先達(せんだつ)と呼ばれるすこぶる格好の良い坊さんの下で、
彼女らが荒行に挑むというムチャぶり企画だった。荒行には土中行や
滝行などがあり、そんなものを番組にしてやろうとする突飛さはツボで、
現役のアイドルを地中に埋めた上で、仮の死を与えてお経を唱えたり、
全身を滝に打たせて「人生で初めて“無”を味えた」と彼女らの口から
発言させたりするなど、なんて面白いことをやっているんだ!と感涙。

この面白いAKB関連の企画は現在も進行形で、知らない振りをしても
世間に散らばる断片があらゆるメディアから脳に飛び込んで来るから、
何かの弾みで度々熱く語ってしまうかも知れないので、抵抗を止めて、
ここに好きだとカミングアウトすることにした。楽になっておきたいしね。