こんにちは。土屋則雄です。
前回の記事に引き続きコミュニケーション能力を育てる方法についてまとめています。
さて、コミュニケーション能力を育てる手っ取り早い方法があります。
それは、「コミュニケーション能力が高い人から学ぶ」ことです。
この記事ではコミュニケーション能力が高い人たちに共通している点をまとめていきます。
分かりやすく話している
まず、コミュニケーション能力が高い人は、話が分かりやすいです。
なぜなら、人に伝える時に、
「伝えたいことは何か」「この話を聞いてどうなってほしいのか」
といった、目的や結論を明確にしているからです。
話のポイントが不明確だと、思いついたままに話をしたとしても、「結局何が言いたいの?」と言われてしまうことでしょう。
分かりやすい話をするには以下の点に意識しましょう。
1.結論や話の目的を初めに伝えることで会話の意図を明確にする
2.自分の主観や考えより先に客観的な事実を伝えること
これらを意識することで、忙しい相手でも素早く状況を理解し、質の高いコミュニケーションを取ることが出来ます。
上手な話の聞き方をしている
前回の記事「コミュニケーションを育てる方法➀」でも書いたように、 コミュニケーション能力が高いと言われる人たちは、話を「聴く能力」がとても高いです。
集中して相手の話を聴いているため、相手の話から要点を拾ってどんどん話題を広げていきます。
人の話をちゃんと聴かない人に対して、心を開いて話す人はほとんどいません。
相手のことをよく知るため、相手に本音を話してもらうために、話を集中して聴くことはコミュニケーションにおいてとても重要だとされています。
「コミュニケーションは言葉のキャッチボールである」ということを意識して 「コミュニケーション」=「話す」という考えから離れましょう!
上手な聴き方をするには以下の点を意識しましょう。
1.うなずいたり相槌をして会話に反応する
2.相手との共通点を見つけて、そこから会話を盛り上げる
3.相手が興味を持っていることを拾って、深掘りしていく
コミュニケーション能力を高めていくために、まず大事なのは人の話をしっかり聴くことが大切ということですね。
相手に深い関心を持っている
コミュニケーション能力が高い人の、根本的な要素は、 相手に強い興味・関心を持っていることです。
そもそもコミュニケーションとは、互いの考え、感情や経験、情報を知るための方法です。
自分のことを知ろうとしてくれてる人の方が会話も楽しくなりますよね?
ですから、ビジネスやプライベートに関わらず、人との信頼関係を築くためにコミュニケーション能力を高めていくならば、相手に関心を持つkことが必要不可欠です。
「どんなことに関心を向ければいいのかわからない」
という方は、着眼点として以下を参考にしてください。
1.相手から自分にとってタメになることが無いか、意識を向けてみる
2.相手に対して自分が役立つことを提供できないか考えてみる
3.相手と自分との違いを見つけてみる
4.相手と自分との共通点を見つけてみる
このような意識を持って相手と接することを習慣にすることで、 コミュニケーション力の根本である、「相手への関心を持つ」事の足掛かりになると思います。
相手の気持ちを理解している
私たちが日頃「言葉」として発しているのは、伝えたいことのごく一部の情報にすぎません。
コミュニケーション能力が高い人は、共通してその奥深くにある「真意」や「本当の気持ち」をくみ取るのが上手な傾向があります。
例えば、
「この間、買い物にいったんだ」
に対して、
「そうなんだ」
と返したとしたらどうでしょう?さみしいですよね?
相手はただあなたに事実報告をしたいのではなく、伝えたいことがあって話しているわけなので、聴き手側がその気持ちをくみ取ってあげることが大切になります。
相手の”言葉の奥”には、どんな気持ちがあるのか、あるいは自分が同じような状況だったら、どう思うのかをしっかりとくみ取ってあげることです。
気持ちや言葉で表現されていない思いを理解してあげることで、一層相手の気持ちを引き出すことができることでしょう。
話題が豊富である
コミュニケーション能力の高い人はなんといっても会話の引き出しが多いです。
会話を切り出す際のネタをいくつか用意しておくといいのではないでしょうか。
なるべく相手も共感できる、知っているような話にすると話が発展していいと思います。
まとめ
コミュニケーション能力が高い人の共通点を挙げてみました。
どの特徴をみてもやはり根本的に共通しているのは 相手の気持ちをくみ取ろうとしている という事です。
この記事が、みなさんのコミュニケーション力向上のお役に立てれば幸いです。
土屋則雄