Lesson1 I Am Tanaka Kumi p.20 | つたんかーめん。のブログ

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p.20

Point

「私は~です。」という自己紹介の言い方です。

左下に小さく書いてありますが,「文法のまとめ(p.44)」をまず見ましょう。


p.44に「be動詞」があり,p.45に「一般動詞」があります。


英語は,単語の順番によってその単語の働きが決まります。

例えば,日本語では,「学生です。私は。」と言っても通じますが,英語ではそのように言うことはできないのです。

最初に来る言葉を,必ず「~は」「~が」と訳します。これを「主語(しゅご)」と言います。主語とは,その文章において,何について言うのかです。英語では主語を一番最初に言います。

次に来る言葉が,「動詞(どうし)」です。動詞は動作や状態を表す言葉です。

つまり,英語では必ず「主語→動詞」の順番になるということです。


「動詞」には,2種類あります。それが「be動詞」と「一般動詞」です。


「be動詞」の意味は「イコール」と「存在」です。

「一般動詞」は,「be動詞」以外なので無数にあります。例えば「歌う」「走る」「存在する」などなど,動作や状態を表す言葉で,「be動詞」以外はすべて「一般動詞」です。


ここまで,分かったでしょうか。

英文は,主語→動詞の語順になっている。主語は「~は」「~が」と訳す。

動詞には2種類ある。be動詞と一般動詞。be動詞の意味は「イコール」と「存在」。

簡単ですね。


このbe動詞の「イコール」の用法がLesson1で出てきています。

つまりA=Bという言い方です。

"I"というのは,「私」が主語になるときの形です。なので「私は」と訳せます。「私」というのは自分のことを指す言葉なので「一人称(いちにんしょう)」と言います。

"am"は,"I"が主語のときのbe動詞です。"I be"とは言えず,"be"は"am"に変化します。

これで,Pointの文の構造が理解でき,そして日本語にすることができますね。

そう,「私は田中久美です。」という意味です。「わたしは田中久美よ。」でも「うち田中久美やねん。」でも構いません。

英語は,自分を主語にするときは"I"を使うのが普通です。日本語のように多数の呼び方がある訳ではありません。日本語ほど言葉のバリエーションが多くないと言ってもいいでしょう。その代りに,いかに感情を言葉にするかとか,顔や体で表現するかということが重要なのです。日本人は表面的な言葉遣いや言葉尻に囚われて感情を動かされる傾向が強いです。

主語として使われるときの「私は」「私が」を意味する"I"という形を「主格(しゅかく)」と言います。

「私の」となるときは"my"となり「所有格(しょゆうかく)」と言います。

「私に」「私を」となるときは"me"となり「目的格(もくてきかく)」と言います。

「私のもの」となるときは"mine"となり「独立所有格(どくりつしょゆうかく)」と言います。

まず,「主格」「所有格」「目的格」「独立所有格」と続けて言えるように暗記してください。

それから,"I""my""me""mine"(「アイ・マイ・ミー・マイン」)と続けて言えるように暗記してください。

訳す時につけるのは,「が・は」「の」「を・に」「のもの」です。これも続けて言えるように暗記してください。そして,"I""my""me""mine"のどれが来てもすぐに日本語にできるようにしてください。

"me"→「私を」「私に」 "my"→「私の」 というように。

このように人を指す語を,「人称代名詞(にんしょうだいめいし)」と言い。「私」「あなた」「彼」「彼女」「それ」「私たち」「あなたたち」「彼ら,彼女ら,それら」のすべての人称代名詞の変化(「活用」という)を覚えなければなりません。

教科書ではp.77に載っていますが,格の名前が書いてありません。1年生で格変化がでてきたときに,格の名前を覚えさせないのに,3年生の関係代名詞のところではいきなり主格や目的格などがでてきます。