【THE MUSIC OF THE NIGHT】 その2
マスターの罠(人々をうっとりさせる)ばかりが仕掛けてある、このMOTNですが。
その中でも、最大の罠といっていいかも知れないのが、マスターの”口もと”だと思うのです。
あんな風にちょっと唇をつきだされた感じで囁くように歌われたらね、それはもう防御の方法はありませんよ。
防御・・・
そう、だってこの映画って、マスターとの闘いですからね?
あれだけの、なんだかよくわからないほどの絶大なる色っぽさを醸し出し、どんな目的があるのか見当もつかないけれど人々をどうあっても酸欠に陥らせようとするマスター
vs
善良な人々(私も含)
の闘いですからね。
血、見ますよ?
ま、でも、私の場合あっさり負けますがね・・・
”口もと”に話を戻しまして。
前から気になってはいたのです。
いったいなんでこれほどまでにマスターの口もとに釘付けになってしまうのかな・・・と。
何が原因で、口もとにうっとりしちゃうのかな・・・と。
いや、色っぽいのは山々なんですが、それにしても、ね・・・。
それで、ハタときづいたんですよね、マスターのあの口元の色っぽさの理由を。
第一は、当然の如く”唇”。
そして、第二に”舌”が原因なんではないのかなーと(あ、あれ?私、もうHENNTAI発言してます?)
マスター(バトラー氏)の舌って、薄い・・・よ・・・・・?
ああ、やっと言えたよ。
ずっと思っていたことを。王様の耳はロバの耳の気分です。
つまりこういうことですね。
少しつきだした感じのふっくらした唇と薄い舌は、いい (涙)
さて、今日もドン引きされたところで、次へ(汗)
マスターに手を差し出され、船から降りたクリスティーヌは、夢見心地でうっとりしながらも、でも少し困惑気味のままですね。
「ここ、どこなのかしら?(むしろ、まばたきしない大丈夫なのかしら、この人・・・汗)」
というような、クリスティーヌの夢と現実を行ったり来たりしているような感じがとてもかわいいと思うのです。
そんなクリスティーヌを見つめるマスターはといえば、どこか不思議そうな表情をしています。
なんかね、マスターは、
「ここはこんなすばらしい場所で、私はここにいるのに、なぜまだあちらにとどまる?」
とかいってる感じがするのです。
なんて自信満々な(笑)
どこまでもオレ様発言のマスターに一生ついていきます(逆ストーカー・汗)
そのマスターの表情にむしろ私がうっとりしていると、あのフレーズがやってきます。
♪Grasp it, sense it ─ tremulous and tender ・・・
はい、きました。
マスターの罠、きました。
sense it の時
マスターは、クリスティーヌの手をひき、或いは不思議そうな眼差しで彼女を見つめながら、
指を、くいっ、てするんですよね。
くいっ、て。
「おいで」と言っているように。
あ・・・の、ちょっと担架ー!
戻ってきてもらえますか?大至急・・・汗
そんなマスターの「こちらだよ」に、きっとクリスティーヌも相当うっとりしていると思うのですが(そうだよね?クリスティーヌ?・汗)
それでもまだ、心のどこかは不安なのか、まわりを見回しているクリスティーヌ。
そんな彼女を待ち受ける、次のマスターの罠は、こんな感じ。
♪Turn your face away from the garish light of day,・・・
はい、きました。
また、罠、きました。
「すいませーん、注文してませんけど(罠なんて)?」
「あ、それ、サービスなんで、お持ち帰りください(罠を)」
「な・・・・・!?(汗)」
そんなやりとりが脳裏に浮かんだりもするほどに、危険な罠がやってきました。
Turn your face~ の時
マスターは、まだあたりに気を取られるクリスティーヌの顎にそっと手を添えて、自分の方へ向かせるのです。
「こちらだ」と言っているように。
これは、ただごとではありません。
クリスティーヌの顎にそっと手を添えて、自分の方へ向かせるマスター。
どうですか、この、これ以上ないくらいの優しい感じの、無理矢理感。
とてもやさしく手を添えて、でも、強制的にこちらを向かせるそのしぐさ。
もう、マスター!どっちなのか、まったくわかりませんよ?(涙)
やさしいのか、強制的なのか。
やさしいの?強制的なの?
ていうか、むしろ
セクシーなの?キュートなの?どっちがすきなの?(←あ○や)
うう、どうにかならないものなのでしょうか、あのマスターの犯罪的な手の動きは。
そして極めつけにとして。
その「犯罪的な手」には、お約束のように
黒の革 手 袋
・・・・・・・・くる(涙)
はじまった直後で、これだけのトラップが存在するMOTN。
私、どれだけ殺される(バラされる)事になるんだろう・・・。
何度でもいきかえりますがね(半ギレ)
つづきます