『トゥーム・レイダー』 | 天井桟敷 映画のはなし

『トゥーム・レイダー』

ジェネオン エンタテインメント
トゥームレイダー (初回限定版)

2001年  アメリカ  原題 TOMB RAIDER

監督: サイモン・ウェスト  

キャスト:アンジェリーナ・ジョリー、イアン・グレン、ダニエル・クレイグ、レスリー・フィリップス、ジョン・ヴォイト  



トレジャー・ハンターであるララ・クラフト(アンジェリーナ・ジョリー)は、ある日、失踪中の父の部屋で謎の星座表を発見する。それは、「時空の扉を開ける鍵」で古代秘宝のありかを示すものだった。

ララは、財宝の秘密を探る旅にでるが、この鍵を狙うイルミナーティ=光の人々”という秘密結社もまたララと同じ狙いがあったのだった。2組の危険に満ちた旅が始まるのだが・・・。


とにかくアンジェリーナがかっこよくって、ぞくぞくします。

もう、徹底的に最強なんです。

トレーニング用ロボットが自宅にいて毎日戦ってます、彼女。銃で。実弾入りで。

秘密結社の人たちが、どんなにショボい手を使って妨害しようとしても、彼女は負けません。

財宝の在処を守っている、すごく強そうな岩みたいなそんな奴らと闘っても問題ありません。


一番尊敬したのは、犬ゾリのシーン。

雪の中、(主に)シベリアンハスキーたちがソリに人間を乗せて引っ張るあれですが、そのソリが破壊されてしまっていたのですが、ララはソリなしで犬たちに引っ張ってもらうんですね。

ソリはないから、足の下は当然、雪。

雪の冷たさと、摩擦の熱さで、大丈夫なのかとても心配しました。

犬ゾリを、ソリなしなのでもはや犬ゾリでも何でもない、なんとなく犬ゾリっぽいものを笑顔で操るララ・クロフト。

最強(感涙)。

死んでも多分生き返りますよ、あの人は。負ってもかすり傷程度。


ララの強さ、無限大。


大抵、女性のアクションて、がんばりすぎちゃったりして、女の人っぽさがかなりなくなったりとか、反対にがんばらなすぎて、「あの・・・(汗)」ってときがあるのですよね。

このあたり、アンジェリーナはやっぱりすごいなぁと思います。

文句のつけようのないアクションをやりきっていながら、女性の色っぽさが全然なくなってないの。

どころか、少女っぽさもあったりしてかわいかったりするし。

半端じゃないところが、一番気持ちいいですね。


ララの失踪中パパ、本当にジョン・ボイトでうれしかったです。

くすぐるられるよなぁ、あんな競演みせられると。


強すぎて、笑う。

ちぇき。