『恋のためらい/フランキーとジョニー』 | 天井桟敷 映画のはなし

『恋のためらい/フランキーとジョニー』

パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
恋のためらい フランキー&ジョニー
1991年 アメリカ  原題 FRANKIE AND JOHNNY
監督: ゲイリー・マーシャル  
キャスト:アル・パチーノ、ミシェル・ファイファー、ヘクター・エリゾンド、ネイサン・レイン
刑務所から出所したばかりのジョニー(アル・パチーノ)はカフェレストランのコックの職を得る。
彼はそこで働いているウェイトレスのフランキー(ミシェル・ファイファー)に惚れてしまう。彼女を必死に口説くジョニーだが、フランキーはなかなか誘いにのってくれなかった。
実はフランキーは、男性関係でのつらい体験をした過去をもっていて、こと恋愛に関しては固く心を閉ざしてしまっているのだった。進んでは振り出しに戻る彼らの恋愛はどんな風に進んでいくのか・・・。

レンタルで借りるのは今回で2回目でした。

思ったのですが・・・うーん・・・・・


やっぱり買おうかな。もういっそ(汗)


ほんとにこの映画は大好きです。

俳優人はもちろんのことお話も音楽もほんとにきますね、こころに。

そして一番は、やっぱり映像です。

画面全体の色使いとか光の色の感じとかがとてもやわらかくて、すごくいいなぁ私てきに。


これ、もとは舞台劇だったのですね。

すいません、さっき知りました(汗)。

でも、シチュエーションものっぽいなぁ(だから 好きなのかな)と思っていたので、舞台はカフェレストランとフランキーの部屋がメインだったし、なのですごくなるほど納得!と思いました。


アル・パチーノって、やっぱりひきつけますねぇひとを。

なんでしょうか、あの目をむいてフランキーを口説くところなんてとてもとてもあつい。

粘着質な彼の演技は、でもそれでいて全然飽きがこないしみてる方を苦しくさせないんですよね。

むしろ、もっとやってくださいという感じ。

しかしこの人、ほんとにいろいろと演じ分けるよな。


ミシェル・ファイファーのフランキー。最高。

彼女の過去話はほんとにひどい・・・それは、傷ついて恋愛なんかもう2度としないとこころに決めるよね、あれじゃ。

もう2度と自分がきずつかないように一生懸命強がって寂しくないふうにしている彼女が、すごくはかなくていいこいいこしたくなります、マジで。


ジョニーもきっと、そんな一生懸命強がってる彼女をどうにかしたい、とも思ったのでしょうね、きっと。

純粋に女性としての部分と強がってるはかない部分に一目惚れしたわけですね。

そう、ジョニーがフランキーにいうんです。


「おれは、こわいんだ。きみがまたひとりぼっちの 心を閉ざした場所に逃げ込むことが。」


「だから 必死に口説いてる」


これ、いいなぁと思いました。

こんな風に自分のことを思ってくれるジョニーにフランキーだって惹かれていないわけがない。

でも、それでも心にストップがかかってしまうほど、フランキーの心の傷って深いわけで・・・、それ思うと彼女にもうそろそろ幸せになって、ね?言いたくなってしまいます。p>

象は、窓向きに。

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