失敗をするのは、表面の意識つまり顕在意識を使
ってそれを行なおうとするからです。
それと、前提条件が誤っている場合がほとんどで
す。
なぜかと言えば、ほとんどの人が自分は劣った存
在、至らない存在だから、外から良いものを継ぎ
足して良くなりたいと願っているからなのです。
現実に、各界で大活躍しているすばらしい人材が
いますが、始めから光り輝く存在ではなかったは
ずです。
野球選手にしたところで、大相撲の力士にしたと
ころで、オリンピックで金メダルを狙うアスリー
トにしたところで、最初は普通の子供でした。
ところがそれらの人は、そうなるべく夢を抱き、
その目標に向かって突き進んだからこそ、光り輝
く存在たりえたのです。
その才能は、決して外から継ぎ足したものではな
く、自分の内にある潜在能力をその目的に向かっ
て、余すところなく開花させた結果なのです。
なぜこのようなことが断言できるのかと言えば、
私自身遠隔祈祷で多くの人に実際に良い結果を出
して差し上げ、幸せに導くお手伝いをさせていた
だいていると言う自負心です。
この私も、このような神力とでも言えるような力
を持っているなどとは、夢にも思っていませんで
した。
私は若いころ超能力者にあこがれていました。
なぜならば、この不満足な現実を超能力により打
開できないものかと、必死に願っていたからです。
その問題とは、金銭的問題、人間関係、自分の性
格、才能などにまつわる問題などが、複雑に入り
組んでいました。
いろいろと練成会、講習会、セミナーなどに参加
し、各種宗教書、精神世界の本を読み漁り、鎮魂
法、瞑想、座禅、ヨーガなどを実習し、アルファ
波、シータ波発生装置、検出装置を使って瞑想す
るなど実に様々なことを試みましたが、一時的に
良くなってきたように見えても、また以前の良く
ない状態にもどってしまうことの連続でした。
根本的問題も一向に解決しませんでした。
今になって気づくことができたのですが、これら
の問題は、すべて私の精神が現実世界に投影して
作り出していたものだったのです。
いわば、自業自得というやつでした。
それまでは、自分はこんなにがんばっているのに
、どうして報われないのだろうか？
何も悪いことはしていないのに、どうしてこんな
いやな目に遭わなければならないのだ！
などと、自分の内に目を向けず、外の世界のせい
にばかりしていました。
その後気づいたことは、今自分が抱えている問題
は、善悪の問題ではない、ましてや倫理道徳の問
題でもなかったと言うことです。
じゃあ、何が問題かというと、自分の内側に自分
の足を引っ張る原因をたくさん抱えすぎていたと
言うことでした。
どういう原因かと言えば、自分をダメな奴、劣っ
た奴だと規定してしまっていたことから生じてき
た、ざまざまなマイナスの想念です。
そのマイナスの想念が、潜在意識に蓄積され私の
行動、活動をさまざまに制限してしまっていたの
です。
ちょうど機械にたとえれば、本来は優秀な機械な
のに、手入れ、メンテナンスが不十分なので、期
待された性能が十分に発揮できない状態です。
このように何事に取り組んでも、結果が思わしく
ないから、さらに自分は劣った存在なのだと思っ
てしまう。
またまた、そのマイナスの想念が潜在意識に蓄積
されて、さらに良くない状態に持って行ってしまう。
この状態は、今から思えば、悪循環、負の連鎖、
マイナスのスパイラルとでも言ったまことに思わ
しくない状態でした。
このような中、４０歳代半ばにして、祝詞奏上修
行を始めました。
まとまった本格的修行は、もうこれが最後だと思
い、決意しました。
いまやっておかないと、肉体的限界を迎えてしま
うと思いました。
何をやっても中途半端だった私が、この修行だけ
は、成し遂げることができました。
しかし、私はこの修行に何かを期待していたわけ
ではありませんでした。
この人生の中で、何か一つのものを達成しておき
たかったのです。
また、祝詞奏上をしてお祈りすることは、神様も
お喜びになられるので、一挙両得だとも思いまし
た。
この修行の中で、段々と自分が良い方向に変化し
てくることに気付き始めていました。
その体験が、今私が主張している、「人間は、本
来、心身ともに健康（すこやか）にして、円満（
まどか）で明朗（ほがら）で優秀（ひいで）たる
、真（まこと）の我（われ）なのである、」とい
う真理を導き出してくれたのです。
具体的に、私の行った、祝詞奏上修行は、自作の
祝詞本一冊を、平均一時間余りで奏上し終えると
言う、実に単純な作業でした。
言い方は悪いかも知れませんが、バカの一つ覚え
的な修行でした。
もちろん、その間は正座を崩さず、声も腹から大
声を出すという、妥協を許さない修行でした。
続けているうちに、精神的に強くなり、積極的な
性格になることができました。
性格上の悪いところもなくなり、自分に自信が持
てるようになってきました。
その当時は気付けてはいなかったのですが、祝詞
の言霊のパワーで、私の中にしつこくこびりつい
てしまっていた邪気邪念が浄化毒出しをされ、真
の我が出てきたので、良い方向に変れてきたので
あると、次第に気づいてくることができました。
以上が、現在私が執り行っている遠隔祈祷の原点です。
自己啓発、自己改善をこころざす人は、まずは自
分の偉大さを自覚することが先決です。
それと、表面の心で意識して自分の悪いところ、
至らないところを矯正しようとする方法は、失敗
をする確率が高いことも、私のつたない体験から
つかみ取ることができました。
また潜在意識は、無自覚な意識なので、顕在意識
で認識しようとしても、一見するとつかみどころ
がありません。
つかみどころがないだけなのを、何も変化がない、
良くなっていないなどと決め込んでしまうのは、い
かにも早計です。
潜在意識はその間も黙々と浄化作業を行ってくれて
いるのですから、「潜在意識さん、いつもありがと
う」と、感謝しお礼の言葉を言ってあげてください。
要するに、人生をうまく生きたいのなら、
顕在意識と潜在意識をうまく使い分けよう！
ということなのです。
またもや、長々と述べてしまいましたが、何か参
考になりましたでしょうか？
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上野八幡神社のご祈祷は、遠隔地でも、充分すぎるくらいの効験をあらわしています。
ですから、遠隔地のため、また日程や時間の都合がつかない人も、あきらめないで上野八幡神社の遠隔地祈祷をお申し込みください。
ご祈祷依頼者には、遠く海外在住の日本人もお見えです。 もちろん、国内でも、沖縄、九州、北海道、東北など、非常にご参拝が困難な地域にお住まいのお方にも、充分すぎるほどの効験をあらわしています。
また、各種セミナーやワークショップ、研修会などのように、日時、場所を指定され、目的地への移動のわずらわしさや、時間的拘束を受けることもございません。
もちろん、実際にご参拝になられる方もお見えですが、ほとんどがお礼参りの方です。
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