先日ブログで、
「せっかく鹿児島に住んでるなら鹿児島でしかできないことをしたい」
とか書いたんだけれど、そのあとで、ふと一枚の絵を思い出しました。
『裸の大将』山下清が描いた鹿児島の風景です。
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あれって、どこから書いたものなんだろう。
むかーし、山下清の書いた本(なんだかすごく読みやすい文体の)
を読んだことがある。
千葉の養護施設から鹿児島まで放浪し、
鹿児島で1か月かそれ以上、毎日、桜島と海を見ていたんだな。
それで、当時の新聞によると、
うちの近所の谷山電停でラ・サール生が発見して、
千葉にまた連れて帰った。
もう画家として有名になったころの話。
で、施設に戻って、画用紙の「端」からそのとき眺めていた風景を
貼り絵で描き始めたんだそうな。
まるで、スキャナーつきプリンターみたいだ。
画像をスキャンして、紙の「端」からそれを再現する・・・。
ここにびっくりしたのを思い出した。
さてさて、たぶん城山あたりから眺めた風景なんだろうけど、
今度図書館で調べて、「山下清が桜島を毎日眺めていた場所」を
探してみたいと思う。
ひょっとしたら石碑とかあって、市役所や博物館に行けばわかるんだろうけど、
まーここはじわじわ調べてみたいと思います。