大気の不安定で急に大雨が降ります。
対馬は南北に小さな島ですが島内でも雨の様子は異なります、
天気予報で赤い雲がかかると恐ろしいほど雨が降ります。
大きな川はありませんから洪水などはありません。
今日も仕事に出ていますが
対馬の北端の上対馬町は一時大雨だとラインが来ました。
私は対馬の中央の峰町ですが同じ時間ごろも晴でした。
キツネの嫁入りみたいなお天気です。
子供の頃は日が照りながら雨が降ると
「今日はキツネの嫁入」」と心弾ませたものです。
「ねえ~、おじい様今日はキツネの嫁入りだから見に行こう」と言うと
「遠い山に行かないと見れんからな。でも雨がすぐに明かるとキツネはおらんよ。」
ほらもう陽が照ってきたろう。だから見たものはあまりおらん。」
私には物知りで学者みたいな曽祖父のことは
素直に教えを受けいれて納得したものでした。
それから本が好きになったころ
「丸山薫の汽車にのって」の詩を読みました。
汽車にのって
アイヌランドのような田舎へゆこう
ひとびとが祭りの日がさをくるくる回し
日が照りながら雨のふる
アイヌランドのような田舎へゆこう。
この短い詩に夢があり、行ってみたい夢の国に思いました
対馬のような国境の島にゆこう
島の人々と知り合えば
国境の島でも日本の重要な役割があったことがわかる。
でも対馬の人はこの島に誇りを持たない。
