Gさんの活動 | 対馬シーロード

対馬シーロード

国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     

 

 

月に一度。回覧ノートが回ってきます。

 

これは個人の思い立ちでの回覧です。

近所の人たちの出会いや、行事、感じたことなど。

一人暮らしの人を気にかけています。

多分もう5年近く続くでしょうか。

この人のことを、ここではGさんとします。

 

 

 

読み終えたら次に回します。

時々どこかで止まってしまうこともあります。

そんな時Gさんは困ってしまいます。

 

 

気になるチラシや、ことばがあると

プリントがいれてあります。

 

 

今は文字棚になりましたが、

この棚は88歳になるお婆さんの野菜の100円店でした。

文字はGさんが代筆しいています。

 

最近は野菜作りはされなくなりましたが

まだお元気な様子です。

Gさんはお婆さんと、よく会話されています。

その時の言葉を書いてあります。

対馬弁で、読むとほっこりします。

 

上の写真の言葉の訳します。(笑う)

 

①もうそろそろお日様が欲しいです。

雨ばかり続くので、もうそろそろお天気になるとよいです。

 

②天気の神様お願いします、頼みます。

神様にお願い事をすと叶う気のする素直さ。

 

③もう夏休みね、宿題がたいそ、あっちゃろ

夏休みになったね、でも宿題がたくさんあるから、大変やね。

 

④さ、さ。しちょかな、できんめーばい、がらるけんね.

どんどん、すぐにしないといけないね。

してなかったら怒られるからね。

 

Gさんの小さな活躍。小さな活躍が長く続く。

Gさんはそのことを負担に感じさせない。

 

大勢の中で「はい。」と声を出すにも勇気がいる。

何かを続けるにも進む勇気がいる。

人は何時でも青年の心を持ちたい。