人形の顔を作れなかった | 対馬シーロード

対馬シーロード

国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     

このところ約一年あまり人形の気にいる

顔が

できませんでした。

 

 

作品はもちろん感性や技術だと思っていました。

基本はそうですが

ある出来事に深い感動の波長に合うと

気にいる作品と私は会えます。

 

この顔の制作も私の感情が出ています。

 

この朝鮮通信使の人形も私の中では

大きな感動と会っていました。

 

 

それは私自身だけが感じる感動であっても

その感動が指先に伝わり

作品にしてくれます。

 

この女性はいくつもの波乱に会うのですが

それを感じさせない

ふくよかな女性を創作しました。

 

 

人は長い一生には予期せぬ事に出会う。

それが希望をなくすようなことであったり。

また奇跡にあったようなことでもあり。

 

私の知らない世界の人たちと

接することで

その人達はさりげなく感動をくれる

私には涙があふれるような感動になる

 

いつもは平凡な毎日に感謝するが

時として不幸に遭遇したとき

乗り越える勇気と

そこから学ぶものを与えてくれる。

 

私が人形を作るということは

弱い私への

特効薬なのです。