実家で感じたこと | 対馬シーロード

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国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     


12日は実家の屋根の修理に行きました。

屋根は切妻屋根が雨漏りしません。

複雑な屋根の形は雨漏りの原因です。



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私が子供のころは30人余りの人が出入りしていました。

今は庭木が週末に来る弟の代わりに留守を守っています。


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庭の風景は子供のころのままです。

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毎年花も咲いてくれます。

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ニタリの花が満開ころになると暑くなり

半袖のブラウスに

母がに衣替えをしてくれました。

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曽祖父も祖父も父もみんな亡くなったのに

ツタもコケもみんな生きています。

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祖母も母もいません。

思い直してみると私がもうそんな年です。


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亡くなる前に父が植えていました。

痩せた土地にでも毎年花を咲かせます。


「生い先短い」と言う言葉を曽祖父がよく言っていました。

「食べたいものは、腹いっぱいたべろ」

「したいと思うことはしなさい」

「終わったことを後悔するな」

なにせ世の中は「万事塞翁が馬」だ。

曽祖父は実家には養子で来ていました。

そのせいか、事業に頑張らない人でした。

でも人間として私は曽祖父の影響を受けています。

誰もいない実家でそんなことを感じた日でした。