男泣かせの風 | 対馬シーロード

対馬シーロード

国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     



おんだちが「○○兄ちゃん」と呼ぶ人と

仕事の事で話しをしました。


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「あと一日「ヤマキタの風」がふかんといいけれど、、。

こん風は「おとこ泣かせの風やけん」

秋ぶとのイカが釣れたとに もう月夜になるけん駄目やね」

そんな会話をしながら。

男泣かせ

なして男泣かせの風やとね

ヤマキタと言う風は北風で時化ているが

対馬の島影はなぎで波もないとよ

沖に行くと大時化でね。

時化で漁が出来ず港に帰ると

「こんなに凪ぎなのに なして漁してこんとね」

奥さんにガラレルけんね。

男しかわからん事やちゃ。


北風はあなじともいい海は時化です。
対馬の人がいうヤマキタは
島の山に北風があたるので灘のほうは凪なのです。

ヤマキタの風が男泣かせの風とは知りませんでした。