空に浮かんだふんわり白い雲
変形しつつ、流れながら
何処に行くのでしょう

私は満開の桜
この地に根を張り何処にもいけない
青い空を見上げながら
宇宙を回る雲にいつも憧る

今日の雲は白馬にみえる
愛しい王子様は乗ってない
若い娘がそういえば可愛いが

私は古希を迎える自称 老娘
いいえ 古希の桜
それでも色気のある話は少し心が弾む
桜の花も少し桃色

いまさら何処に行く当てもない
この地に咲いて
この地で散って
だから
雲に夢を乗せて
雲に憧れてみる。