大久保の県道沿いの もみじが終る三根側に、ススキが広がる
畑があります。
色こそありませんが、それなりの風景を見せてくれます。

風とススキ
風が通るたびに、ススキが揺れる
風を女性に例えたら、その魅力に男性の目線が注ぐように
風を男性に例えたら、その魅力に女性の目線が注ぐように
風をあなたに例えたら、少し意地悪して私は知らん振り
風は見えない空気みたいなもの
でも私は風が好き 本当は大好き
ススキも風が好き 風になびいてる

いちょうとススキ
いちょうの僕が両手広げて、ススキの君を待つけれど
風と戯れて僕を無視
「こちらに」と手招きしていても、風とおしゃべり
群生するとその美しさを増してなお気取る
でもそんな君に夢中の僕
ススキの君は僕になびきながら、柔らかそうでトゲがある
薄情で色香のないススキ
「そっけない」と感じながらも とても気になる
僕はから元気を出しながら、背筋を伸ばしている
君も僕に夢中のはず
人間には言葉がありますが 植物には言葉がありません
ススキを見ながら想像を膨らませます
いちょうとススキの私が感じた事です。
この年になっても、言葉の冒険を楽しみます。