ススキといちょう | 対馬シーロード

対馬シーロード

国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     


大久保の県道沿いの もみじが終る三根側に、ススキが広がる

           畑があります。

色こそありませんが、それなりの風景を見せてくれます。






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            風とススキ

風が通るたびに、ススキが揺れる

風を女性に例えたら、その魅力に男性の目線が注ぐように

風を男性に例えたら、その魅力に女性の目線が注ぐように

風をあなたに例えたら、少し意地悪して私は知らん振り

風は見えない空気みたいなもの

でも私は風が好き 本当は大好き

ススキも風が好き 風になびいてる


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            いちょうとススキ


    いちょうの僕が両手広げて、ススキの君を待つけれど

            風と戯れて僕を無視

     「こちらに」と手招きしていても、風とおしゃべり

       群生するとその美しさを増してなお気取る

            でもそんな君に夢中の僕



    ススキの君は僕になびきながら、柔らかそうでトゲがある

           薄情で色香のないススキ

      「そっけない」と感じながらも とても気になる

        僕はから元気を出しながら、背筋を伸ばしている

             君も僕に夢中のはず


     人間には言葉がありますが 植物には言葉がありません

     ススキを見ながら想像を膨らませます

     いちょうとススキの私が感じた事です。

     この年になっても、言葉の冒険を楽しみます。