馬鹿と鋏は使いよう | 対馬シーロード

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国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     


馬鹿と鋏は使いようと言いますが

順風は切れない鋏は使えません。

人形の作業をするのにこれだけの鋏を使っています。


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和紙用 布用 はりがね用 細かい作業用 用途に合わせて使い分けます。

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鋏の先がそれぞれ、違います。

すぐ手前の赤い鋏は、糊が付いた手で使いようです。

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作業机が3か所に有り、小道具は机ごとに置いています。

私の作業場を見たら、机ごとに道具があるのを無駄に見えますが

道具を探す時間が無駄だと私は考えます。


「馬鹿と鋏は使いよう」

この意味は馬鹿を使う、使い側の事を言ったようですが

やはり切れない鋏は鋏の意味をしないと思うのです。

最近思うのですが時代は急速に変化しています。

「天は二物を与えず」そんなことわざが通じなくなりました。

天が与えるのでなく「三物をもつ人」がいます。

誰にでも「天は一物は与えている」そうです。

「残り物に福あり」とか日本のことわざは,「だめ」と

言い切らないところがいいですね。