43年前に白い額に入ったバラの絵をいただきました。

油絵でなく、布に水彩画です。
頂いたときは大変気にいりましたが、いつのころからか額を下して
仕舞っていました。

バラにはとげがあるから嫌いと言う人がいます。
私はバラの「とげ」は何も感じませんでしたが、バラの額の絵の花弁が
ある日「とげ」に見えたのです。

この年になって私は「とげ」のある人間ではなかったろうか。

こんな優しい、「はなびら」が私を反省させます。
「強さは優しさ」でもあります。
「弱さを見せることも強さでもある」
日頃は何も感じない言葉に 心が休まる時がありませんか。
そんなことを感じる日でした。