和紙で人形の胴体を貼る | 対馬シーロード

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国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     


今日の日曜日も閉じこもりでしたが、仕事外の友達の誰かが来ます。

「今日の風は薫風ね。外は気持ちのいい風。」

そんなに言いますが、今日の風は私には「強風」です。

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人形に和紙を貼る作業をしました。

人形の脚の長さを決めるのにパイプを使います。


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VU65の塩ビパイプですが少し高さが足りません。

襖の4立の重なりの黒いかぶせが丁度良い厚みで、それで調整。

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石粉粘土で雑に作った脚に和紙を貼り胴体に組み合わせて行きます。




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和紙を貼るときに、水糊を使います。

今日は3時間ほど糊の作業をしました。



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30体ほど貼りましたが、手はふやけてしまい、私の大きな手はグローブ。

糊はベタついて、作業は汚れます。

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角度を変えて、糊を付けておきます。

馬上で人形が前に重心を置いた姿を作るのに、この時点で形を決めます。

左官工事と和紙の工作はよく似て、和紙が乾かないと次の工程に

進めなく、気の早い私でも「乾くまで待とう」です。

和紙が乾いて、カッターで削れるようになると。和紙を削っていきます。

より人間の体つきに近づくように補正作業になります。