連休3日目
今日は人形の顔に縮緬を貼る作業をしました。

15センチ角のちりめんの布を石膏の人形の顔に貼ります。

いつもは深夜にします。
ボンドを、塗って息を止めて、一気に貼り、布とボンドの乾燥に気を使い
気にいらないと布をはぎます。

布の引っ張り具合で、顔の感じが違ってきます。
顏にぬったボンドは素手でボンドの感触を確かめます。
ボンドが少し厚めの所があると布からしみてきます。

向かって右側の鼻の所が少しボンドがしみています。
乾いてシミが目立つようでしたら、布を貼りかえます。
ちりめんの布はチリシよりは厚いのですが、絹の布ですから。

石膏の顔にボンドを塗ったところです。
素手でボンドの乾燥を当たります。
乾燥過ぎたら布が顔になじみません。
早すぎるとボンドが布から染みてきます。


ちりめんの布を貼った顔
この人形に髪を結いあげていきます。
おかっぱ頭が可愛いか、日本髪が可愛いか、、、少しまよながらいます。
この連休は少し人形作りが進みましたが。
私に人間としての巾や奥行や高さがありません。
それは作品を仕上がって思うことです。
それでも、またいい人形たちと出会うことを楽しみに作ります。
作る手はシミがあり年寄りの手ですが、心は今の季節の青葉のように
青春の気持ちを持ち続けられるまで、人形を作ります。