対馬市峰町佐賀 和多津美神社の石垣
対馬には至る所に神社があります。
大陸から来た神様は対馬に必ず一泊したと 書きものもあります。

本土のような大きな社殿はありませんが、かなり有名な神様の
名があります。
まだ私の勉強不足ですが。そのうち対馬の社寺を紹介していきます。

ここの石垣は2年前に、積み替えられました。
この町の工事でお世話になったことから ある建設会社が
石積を奉納してくれました。

対馬の石は 山から、川から 海岸の石などいろいろです。
積み替える前は海岸の小石が使われていました。

積み替えてとても見場がよくなりました。

石垣の間の木を切るのかと思っていましたが、そのまま生かしています。

神社入り口の、外から見た石垣。

(うら)中からは、磯の石をひらい集めたことがよく分かります。
業者さんは外の石は寄付されて、内側は今までのものを使われたようです。

対馬の神社の石垣は磯の石が多いようです。
昔は公役(くやく)と言って、今の奉仕活動のようなことが多かったです。
一年の内7日ほど一家から必ず一人は出て、作業がありました。
私も娘の頃にその公役に出るように言われ、出ました。
村のおじさんや、おばさんが若い私に男女の事を話して、冷やかすのです。
それがいやで次から行きたくないと、行きませんでした。
「人は人なか 田は田中」と私に祖母が話をしてくれました。
「あんたみたいに硬い人間は、嫁にもろうてくれる人もない。
好いてくれる男もおらんよ。」
「好いてもらわなくていい。嫁など行かん。好きな人は自分で探す」
そういいながら、好きな人は探せずお見合い結婚でした。笑。