土の建築家-2 | 対馬シーロード

対馬シーロード

国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     

晴れ晴れ晴れ




ただいま基礎工事中

4月29日に巣を作り始めました。

昨年の場所には作りません。(7日間かかって決めたようです。)


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シャッターの内側に作ると閉められないので、困るから私が思案中。

「おおー。つばめが巣を作りよるたい~。いいこつがあるよ。」

前を通る人が言います。

私は巣を崩そうと思っていたのに。。。。(今年も仕方ないかな)

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粘土質の土を運んできます。

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田んぼの土でしょう。

音譜さっつ、さっつ と早く 早く 造りましょ音譜


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左官さんと同じことをします。

次の土がくっつき易いようにくちばしの先で凹凸をつくります。

ボンドの代わりにつばめは自分の唾液と土を混ぜると聞いたことが

有りますが。。。

次の土がくっつくように、ちっち ちっち とえっささ。音譜

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体のバランスを羽根で取ります。

足場が悪いと疲れるな~

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口ばしの先には土がくっついています。

人間が僕を見ているな。

あの音はカメラという機械の音だから、大丈夫だな。


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ワラのようなものを運んできます。

左官は師匠から土でものを造る時はワラを入れると習いますが、ツバメも

師匠がいるのでしょうか。

僕たちは習わなくても本能でそんなことは解っているさ

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巣の下をとても汚すので、棚板をしてもらいました。

すると巣つくりをやめて仲間を呼んできます。

おい何か板を張ったぞ

困るな~これでは下から来る外敵が解らないわ

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下が見えないのでつばめにとっては安全な場所でないわけです。

巣の場所を考えないといけないかな。別のところあるかな。

棚板を外さなければこのつばめは出ていく。

本心は出したい、夜シャッターしめられる。

つばめが来るのは良いと言うけれど、毎年来るけれどいい事あった


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ワラをくわえたつばめが待機中。

本当に困ったね~。人間はいつも自分中心でいやね

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巣造りをしないので棚を1.5Mほど下げました。

5月2日、AM9時の工事写真です。

巣の下は汚れるので、棚板はどうしても しておきたい私の合理主義。

棚を低くしたら巣つくりをはじめました。

つばめの通訳 順風。