創作人形写真集
写真番号

夏休みの作品のような 座り人形です。



我流の燦流人形作家 順風 42歳この作品が始まりでした。
着物はちりめんの風呂敷で作りました。
髪の毛は黒い毛糸です。
顔に貼っているジャージは下着を使いました。
このころ人形の先生を探しましたが、めぐり会えませんでした。
通信でと思いましたが、それも断られました。
人形の布や小物も対馬では到底むりで、京都まで何回も行きました。
ある意味は技術を盗むの言葉どうり、飛び込んでも相手にされません。
そうだ我流という方法がある。
そんな時
風と共に去りぬの主人公スカレットオハラが、バトラー船長に会う時
お化粧道具もないので、自分を美しく見せるために
ほほをつねってほほ紅のかわりを思いつくシーンがありました。
窮地に追いやられると、知恵が出ます。
これが我流の三流人形作家の始まりです。
今は三流を燦流にしています。
その時のみじめさを忘れないために、この人形は私のそばに置いています。
我流の燦流人形作家 順風 42歳初めての作品