初めての作品 | 対馬シーロード

対馬シーロード

国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     




創作人形写真集


写真番号3  初めての作品     23センチ


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夏休みの作品のような 座り人形です。


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我流の燦流人形作家 順風  42歳この作品が始まりでした。



 着物はちりめんの風呂敷で作りました。
 髪の毛は黒い毛糸です。
 顔に貼っているジャージは下着を使いました。

このころ人形の先生を探しましたが、めぐり会えませんでした。
通信でと思いましたが、それも断られました。
人形の布や小物も対馬では到底むりで、京都まで何回も行きました。
ある意味は技術を盗むの言葉どうり、飛び込んでも相手にされません。

       そうだ我流という方法がある。


そんな時 
風と共に去りぬの主人公スカレットオハラが、バトラー船長に会う時
お化粧道具もないので、自分を美しく見せるために 
ほほをつねってほほ紅のかわりを思いつくシーンがありました。

窮地に追いやられると、知恵が出ます。
これが我流の三流人形作家の始まりです。
今は三流を燦流にしています。

その時のみじめさを忘れないために、この人形は私のそばに置いています。



我流の燦流人形作家 順風 42歳初めての作品