創作人形と私 | 対馬シーロード

対馬シーロード

国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     



晴れ 我流の作品


創作人形は私の本業の仕事の合間に生まれます。

専業の人形作家のように時間をかけない分、3分でも10分でも私には

貴重な時間なのです。

子育てに似て一生懸命になっても気にいる作品に出合えません。

それでも、ひとつ また ひとつ と手塩にかけて仕上げます。

テーブルの上で何日も手足を付けてもらえない人形。

事務机の横で髪の毛を付けてもらえない人形。

洗面台の後ろで和紙のくりぬきをしたままの人形。

でもこんな人形たちは毎日私の声を聞いて暮らしてます。

仕事の話、子供達の会話、世間話、夫婦喧嘩、。。。。耳をすませて聞いて

ます。

もし、人形と会話することができたら、私の事をなんと言ってくれるかしら

とそう思うだけで一日が、とても楽しくなります。


イメージ 1

手はちりめんの布をミシンで縫って、ひっくり返して、銅線やアルミ線に

綿をまいて入れます。指が自由に動かせます。

イメージ 2

少しの時間でも作業はあります。部品工場のように作ります。

イメージ 3

顔はまだ仕上げ半分ですが気が向いた時、作ります。

みんな私の仲間です。