対馬に来ました | 対馬シーロード

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国境の島:長崎県対馬市から発信。
朝鮮通信史絵巻の人形300体を制作中。
















     



 私はパピヨン,名前はアコ

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順風さんこんにちは、ご主人について千葉から来ましたワン。

パピヨンとはフランス語で「ちょうちょ」のことです。ほらね、耳が蝶。


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ほら、みて よく見てワン。

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私の御主人は「アーちゃん」と言って順風さんと、幼なじみだワン。

対馬に里帰りで、ついてきたんだワン。二人が会うと、ウフフフ ウフ。

「お久しぶりね。相変わらず元気でいいね。ちっとも年取らないよね、若ーい。」

だって、おかしんだワン。二人とも65歳過ぎてるのに、きっと70歳で

会うときも「あーら、いつまでも年とらないねー。」と言ってるワン。きっと。

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アツ、アーちゃんがわたしの自慢話を順風さんにしてる。いいご主人なんだ。

やさしくて、旦那さんの次に私を大切にして下さるんだワン。


「うちのパピヨン、名前はアコというのよ。あのねボール遊びが好きなのよ。

対馬にアコのボールがないものだから、庭の小石をくわえてきてね、私の前に

置くのよ。そして後ろ立ちして、前足を合わせて私の顔を見つめるの、小石を

投げてやると、喜んでくわえてきて、また前足を拝むようなポーズとるのよ。

今年3歳になったのよ。女の子よ、私がおばあちゃんになっても、ずっと一緒よ。」


私が言うのもおかしけど、アーちゃん夫婦はとても人間としていい人で、人間の

いやらしさがないんだ。人のこともよく世話してくれるし、夫婦仲良しだし、

いい人生だワン。私は、神様にお祈りするんだワン。


「神様お願いします。アーちゃん夫婦がいつまでも、元気でありますように。」

また来年くるからね、待っててください。ワン。