〈万歳浮世絵派五姿〉の内 歌川国芳 | 弦屋光溪自像美術館

〈万歳浮世絵派五姿〉の内 歌川国芳

新作・多色摺木版画「〈万歳浮世絵派五姿〉の内 歌川国芳」

浮世絵師を描く連作〈万歳浮世絵派五姿〉(※2020年春にシリーズ完成予定)の第二作。
モデルは「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」などで知られる武者絵の名手・歌川国芳です。
■顔は弟子の歌川芳富が描く「歌川国芳、芳房死絵」を参考にしました。
■構図と猫は団扇絵の「猫のすゞみ」からで「金魚づくし」の浴衣としました。
■背景の水面には「土蜘蛛退治」から蚊帳でしきられた妖怪を写し、顔手は「みかけハこハゐがとんだいゝ人だ」を参考にしました。
■色彩は『夏』の川涼みを意識して紺青と群緑そして胡粉を多用しました。

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