明日(07月07日)は五節句の【七夕(しちせき)】です  | 時代おくれの男

時代おくれの男

人知れず咲いて 人知れず散っていく

明日(07月07日)は五節句の【七夕(しちせき)】です。

【七夕(しちせき)…とは】
明治改暦(明治 5年12月 2日の次の日を明治 6年 1月 1日とする)に旧暦と新暦が生まれる事になりました。お盆に旧暦の07月15日と新暦の08月15日になりました。旧盆の前行事として行われていました。天帝の娘の織(星)…機織りが上手、彦星(牽牛星)…働き者の牛飼いを結婚しましたが、遊んでばかりなので天帝が二人に激怒して天の川で二人を引き離し07月07日に一度だけ会える由来から来ています。本来は機織り(裁縫)が上手になるようにお願いします。七夕に降る雨を催涙雨(さいるいう)や七夕雨(たなばたあめ)とも言います。催涙雨は初秋の秋の季語になります。

また素麺(そうめん)を食べる習慣もあります。長生きが出来るようにの意味合いから来ています。


【素麺、冷麦、饂飩】

日本農林規格では乾麺の太さで分けられています。原料(小麦粉、水など)は同じです。

素麺…1.3mm未満

冷麦…1.3mm~1.7mm

饂飩…1.7mm以上

【たなばたさま】
1941年(昭和16年)に文部省の唱歌になりました
♪ささの葉さらさら のきばゆれる お星さまきらきら きんぎん砂子
♪五しきのたんざく わたしがかいた お星さまきらきら 空からみてる

【のきば…軒端】
屋根の端で壁から張りだし位置(昔は屋根の上からの名残)
【きんぎん砂子】
金箔や銀箔を細かく砕いて蒔絵や襖絵などを装飾する粉
【五色の短冊】
鯉のぼりの一番上の吹き流しも五色になっています
緑…春
紅…夏
黄…土用
白…秋
黒…冬
 

【五節句(ごせっく)】

01月07日

漢名…人日(じんじつ)

和名…七草の節句

料理…七草粥

03月03日

漢名…上巳(じょうし)

和名…桃の節句

料理…菱餅、白酒

05月05日

漢名…端午(だんご)

和名…菖蒲の節句

料理…菖蒲湯、柏餅(関東)ちまき(関西)

07月07日

漢名…七夕(しちせき)

和名…七夕(たなばた)

料理…素麺

09月09日

漢名…重用(ちょうょう)

和名…菊の節句

料理…菊酒


 

【雑節(ざつせつ)】

(節分)

立春、立夏、立秋、立冬の前日

(彼岸)

春分と秋分の中日として前後3日

(社日)

生まれた土地の守護神を祀る日

(八十八夜)

立春から87日後

(入梅)

梅雨入りの時期

(半夏生)

半夏という薬草を植える時期

(土用)

立春、立夏、立秋、立冬の18日前

(二百十日)

台風の得意日

(二百二十日)

八朔、二百十日、二百二十日ともに農家の三大厄日