九州北部地方に【顕著な大雨に関する気象情報(線状降水帯発生予測情報)】 | 時代おくれの男

時代おくれの男

人知れず咲いて 人知れず散っていく

【九州北部地方】

山口県

福岡県

佐賀県

長崎県

熊本県

大分県


【台風を要因とする特別警報】

この特別警報は台風の接近する(12時間前に発表されます)
都道府県の単位で発表されます。数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により暴風、波浪、高潮になると予想される時に発表されます。過去の事例では1961年(昭和36年) 9月16日に925hpaで高知県室戸岬に上陸した(第二室戸台風)と1959年(昭和34年) 9月26日に929hpaで和歌山県潮岬に上陸上陸した(伊勢湾台風)で930hpa以下または最大風速50m/sです。沖縄地方、奄美地方、小笠原地方では910hpa以下または最大風速60m/sです。

①暴風特別警報

②波浪特別警報

③高潮特別警報

 

【大雨を要因とする特別警報】
都道府県の単位で発表されます。台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想される場合に発表されます。この情報は【防災気象情報・警戒レベル5…緊急安全確保】に相当します。また時間の経過とともに市区町村の範囲拡大や範囲解除します。

①大雨特別警報(土砂災害)

②大雨特別警報(浸水害)


【暴風雪特別警報】
数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により雪を伴う暴風が吹くと予想される場合。

【大雪特別警報】
数十年に一度の降雪量となる大雪が予想される場合。


【記録的短時間大雨情報】
市町村の単位で発表されますが降水を確認後に発表されます。数年に一度しかない短時間(レーダー解析)の大雨警報発表中に現在の降雨がその地域にとって土砂災害や浸水害、中小河川の洪水災害の発生につながるような稀にしか観測しない雨量であることをお知らせするために発表する。

【顕著な大雨に関する気象情報(線状降水帯発生予測情報)】

線状降水帯発生予測情報…今後発生する可能性がある場合。

次々と発生する雨雲が列をなして数時間にわたって同じ地域を通過または停滞する。長さが50~300km程度で幅が20~50km程度の雨域を言います。都道府県の単位で発表されますが隣県も警報が必要です。線状降水帯と考えられる雨域が確認され、かつ土砂災害や洪水災害の危険度が急激に高まってきた場合に緊急的に発表する解説情報で【防災気象情報・警戒レベル4】または【防災気象情報・警戒レベル5】になります。6~12時間前になり、昼間(明るいうち)に発表されます。発表されていない隣県の方も警戒してください。

【キキクル…土壌雨量指数】
降った雨による土砂災害の危険度の高まりを把握する指数です。現在降っている雨だけではなく、これまでに降った雨による土壌中の水分量です。

【防災気象情報】

(警戒レベル5…緊急安全確保)
これまで経験したことないような大雨になっています。重大な危険差し迫った(異常事態)です。土砂崩れや浸水による重大な災害が既に発生してもおかしくない状況です。すでに地元市町村から発令されている避難情報に直ちに従い、自分の命、大切な人の命を守り緊急に避難して下さい。危険な場所には近づかないで下さい。すでに外出が危険、夜間の場合等は家のなかでも崖側と反対側の高い(二階)安全を確保出来る場所に避難して身を守るために最善を尽くして下さい。
大雨特別警報(浸水)
大雨特別警報(土砂災)
氾濫発生情報


(警戒レベル4…避難指示)
地元自治体が全員避難指示する目安となる情報です。災害が想定されている区域などでは発令されていなくても危険度分布などを参考に避難して下さい。
土砂災害警戒情報
高潮特別警報
高潮警報
氾濫危険情報


(警戒レベル3…高齢者等避難)
地元自治体が全員避難指示する目安となる情報です。災害が想定されている区域などでは発令されていなくても危険度分布などを参考に避難して下さい。高齢者や育児中の方が避難情報です。
大雨警報
洪水警報
高潮注意報
氾濫警戒情報


(警戒レベル2…避難準備)
気象庁が発表する情報です。避難行動の確認が必要とされる情報です。ハザードマップなどにより災害が想定されている区域や避難先、避難経路を確認してください。
大雨注意報
洪水注意報
高潮注意報(警報の切り替えを想定)
氾濫注意情報

(警戒レベル1…早期注意情報)
気象庁が発表する情報です。災害に対する心構えを高める必要がある情報です。最新の防災気象情報などを留意するなど災害に準備する。
早期注意報

【特例操作…異常洪水時防災操作】
河川の速さは一般的に1時間で約20kmの速さで流れていますがダムなどで調整していますがダムの上流域で貯水能力が限界を超える前にダムに流れてくる流量と同じ流量を放流する緊急放流の処置がとられます。放流前にダムの下流地域に放流の連絡しますが河川が増水するため下流域では堤防を越水する可能性があります。

【風速の改善】
近年の地球温暖化に伴い台風の勢力が強くなっている事から危険をいち早く伝えるようになります。
(毎秒の平均風速が50メートル~)…新設
気象庁の表現…猛烈な風
木造住宅が倒壊する
ベランダの手すりが変形する
(毎秒の平均風速が40メートル)
気象庁の表現…猛烈な風
倒壊する住宅がある
(毎秒の平均風速が35メートル)
気象庁の表現…猛烈な風
多くの樹木が倒れる
(毎秒の平均風速が30メートル~)
気象庁の表現…猛烈な風
走行中のトラックが横転する
(毎秒の平均風速が25メートル~)
気象庁の表現…非常に強い風
道路標識が傾く
(毎秒の平均風速が20メートル~)
気象庁の表現…非常に強い風
何かつかまらないと立っていられない
(毎秒の平均風速が15メート~)

気象庁の表現…強い風
電線が波打つ
(毎秒の平均風速が10メートル~)
気象庁の表現…やや強い風
傘がさせない

水害の後に気を付ける病気。
【破傷風】
山の腐葉土に含まれる細菌により怪我した場合にキズが炎症する。
【大腸菌およびサルモネラ菌】
河川の洪水により下水道でトイレの水が溢れている可能性があります。
【慢性疲労症候群】
水害の後に片付けている時は気が付かないが毎日の疲労が重なり意識を失う場合がありますので休憩と水分補給しながら作業して下さい。

あくまでも目安ですので愛読書の皆様のお住まいの地域の特性があるため警戒レベルには該当しない場合もある点は留意して下さい。

【雨量の表現です(1時間の雨量)】
(10mm~20mm未満)
やや強い雨
ザーザーと降る
地面から跳ね返り足元がぬれる
人の話し声が聞こえない
地面に水溜まりが出来る
(20mm以上~30mm未満)
強い雨
どしゃ降り
傘をさしてもぬれる
(30mm以上~50mm未満)
激しい雨
バケツをひっくり返したように降る道路が川のようになる
(50mm以上~80mm未満)
非常に激しい雨
滝のように降る
傘が役にたたない
(80mm以上)
猛烈な雨
息が苦しくなるような圧迫感