太陽フレアが発生(05月10日の夜~) | 時代おくれの男

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人知れず咲いて 人知れず散っていく

気象庁地磁観測所(茨城県石岡市柿岡)で地磁気の大きな乱れが05月11日02時05分頃から始まり、変動幅は517ナノテラス(約30200一約29700)に達しました。日本付近の平均的な地磁気の水平成分の大きさは約30000ナノテラスで平穏時の日変化は50ナノテラスです。過去には1941年(昭和16年) 7月 4日に700ナノテラス以上を観測しています。


【太陽フレア…とは】

太陽の表面にある黒点が爆発現象で強い紫外線やX線、電波などが放射されます。


国立研究開発法人・情報通信研究機構(NICT)によると日本時間の05月08日10時41分~05月10日02時44分までに太陽フレア5回を含む複数回の太陽フレアを観測しました。コロナガスが地球方向へ放出したことが複数回確認されました。今回は最大のXに位置付けされています。


【影響(磁気嵐…デリンジャー現象)】

地球周辺の宇宙環境が数日間乱れる可能性があります。地球周辺の人口衛星の障害やGPSを用いた高精度測位の誤差の増大、短波通信障害などがあります。過去にはアメリカ、カナダ、スウェーデンで停電やレーダー障害が発生しています。また低緯度でオーロラが観測されています。