明日(04月19日)は二十四節季の【穀雨(こくう)】です | 時代おくれの男

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人知れず咲いて 人知れず散っていく

明日(04月19日)は二十四節季の【穀雨(こくう)】です。

 

【穀雨(こくう)…とは】
降る雨は百穀を潤す、春の季節の最後になります。田畑の準備が整い降る雨で成長を助けるとされています。
04月の名前は(卯月)になります。

 

【七十二候】
(初候…霞始生・04月19日~)
葭始生「よし はじめて しょうず」…葦が芽吹き始める。葭と葦は読み方は(あし、よし)ですけど葦は(悪し)と表現される為に使い分けしています。イネ科の多年草で夏場の暑い時期に窓際に吊るして簾(すだれ…よしず)で利用されていましたけど河川の改修により天然物が少なくなり海外産、ビニールで出来た物になっています。葭は河川の老廃物の浄化作用があるから為、小魚の隠れ場とされていますので環境保全に適しています。

(次候…霜止出苗・04月25日~)
霜止出苗「しも やんで なえ いず」…霜が終わり稲の苗が生長する。霜が降りそそぐ寒さが終わり田植えに備える時期になる。だが現在では田植えの時期が日本では秋の台風や長雨に備えてり新米の時期の前に早場米(はやばまい…8月の終わり)と超早場米(ちょうはやばまい…7月の終わり)がありますけど新米のブランドのイメージが強いので低温保存で熟成される場合があるため区別がつきにくいです。また歌にある、夏も近づく八十八夜は…一番茶の摘む時期になり今年お茶の値段を左右する。一番茶は風味を味わう、二番茶(7月まで)~三番茶(8月まで)続きます。

(末候…牡丹花・04月30日~)
牡丹花「ぼたん はな さく」…牡丹の花が咲く。牡丹は(高嶺の花)の別名があり種からしか咲かない花でしたが戦後は芍薬(しゃくやく)に接ぎ木して全国に広まりました。品種改良により(春牡丹)(寒牡丹)(冬牡丹)があり(春牡丹)が本来の咲く頃で牡丹餅(ぼたもち)の由来になっています。この事から(立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合花)は女性の美しい立ち振る舞いや容姿をたとえた言葉です。


【次の節季】
05月05日の立夏(りっか)になります。

 

 

【天赦日(てんしゃにち)】

天がすべての罪を許す最上の吉日です(不成就日を除く)
01月01日(月曜日)
03月15日(金曜日)
05月30日(木曜日)
07月29日(月曜日)
08月12日(月曜日)
12月26日(木曜日)

 

【六曜(ろくよう)】
先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口がありますけど中国から伝来しましたけど1873年(明治 7年)01月01日に太陰暦(旧暦)から太陽暦(新暦)に変更に伴い六曜から七曜に変更され一旦廃止されましたが太平洋戦争終結後にカレンダー会社の意向により復活しましたが仏教界では(親鸞聖人)が六曜の意味合いは無いとされています。1873年(明治 6年)01月01日以降の新暦ではなく1872年(明治 5年)12月02日まで使われた太陰暦(旧暦)に合わせています(不成就日を除く)

【大安吉日】
01月…06日・22日・28日
02月…03日・14日・26日

03月…03日・09日・13日・25日・31日

04月…06日・11日・23日・29日
05月…05日・09日・15日・21日
06月…02日・06日・12日・24日・30日
07月…17日・23日・29日

08月…08日・20日・26日
09月…01日・06日・18日・24日・30日
10月…05日・17日・23日・29日
11月…02日・08日・14日・26日
12月…01日・07日・19日・25日


【一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)】
一粒の籾(もみ)が何倍にも成長して大きな利益をもたらす日(不成就日を除く)
01月…01日・13日・25日・26日
02月…07日・19日・24日
03月…02日・10日・15日・22日
04月…03日・06日・18日・21日・30日
05月…15日・16日・28日
06月…11日・22日・23日

07月…05日・08日・17日・24日・29日

08月…01日・11日・16日・23日・28日
09月…17日・24日・29日
10月…06日・09日・12日・21日・24日
11月…02日・05日・17日・18日・29日・30日
12月…14日・25日・26日

【厄年…本厄】
平安時代から続く陰陽道から由来とされています。数え年ですけど地域により元旦、立春、誕生日から大晦日の期間です。本厄は本人ですけど前厄と後厄は一緒に住んでいる家族の場合があります。
男性の25歳 2000年(平成12年)
男性の42歳 1983年(昭和58年)
男性の61歳 1964年(昭和39年)
女性の19歳 2006年(平成18年)
女性の33歳 1992年(平成 4年)
女性の37歳 1988年(昭和63年)
女性の61歳 1964年(昭和39年)
このうち男性の42歳と女性の33歳は大厄になります。