明日(02月03日)は【節分(せつぶん)】です。
【節分(せつぶん)…とは】
季節の変わり目には邪気(鬼)が出ると言われて平安時代から宮中の(延喜式)から来ています。
(恵方)
その年の福を司る歳徳神のいる方向とされて2023年(令和 5年)は東北東の東寄りです。
(豆まき)
豆は穀物には生命力と魔除け呪力がある信仰から魔目(まめ)とされて鬼の投げつける事により魔滅して邪気を追い払うと無病息災とされています。一般的には(鬼は外 福は内)ですけど、地方によって(福は内 鬼は内)とされています。
(福豆)
大豆を煎って福豆として自分の年齢の数を食べるとされています。立春(02月04日)から初めてなる雷(初雷)に食べるとされています。病気をせず健康、魔除けになる、落雷の災いから免れるとされています。年を重ねると数を食べることは難しいのでミキサーで粉末にして砂糖と塩を加えれば(きな粉)ですので(きな粉餅)として食べる事も出来ます。
(柊鰯…ひいらぎ いわし)
柊の枝と焼いた鰯の頭を玄関に飾る習慣もあります。
(恵方巻)
諸説ありますけど関西地方の大阪の船場エリアの風習が由来とされている。1989年(平成 元年)にセブンイレブンが太巻を恵方の方向を向いて食べることから(恵方巻)とされています。小僧寿司チェーンの(手巻き寿司)も同じ頃から始まったとされています。
(主な食材の意味)
①かんぴょう…干瓢
細くて長い…長寿祈願、縁結び
②しいたけ煮…椎茸煮
傘の形が似ている…身を守る
③卵焼き・伊達巻
黄金色…金運上昇
巻物に似ている…知識向上
④うなぎ…鰻
うなぎ上り…上昇、出世
⑤桜でんぷ
春の象徴で桜色…めでたい
⑥きゅうり…胡瓜
きゅうり…九の利を得る
⑦えび…海老
腰が曲がるまで…長生き
【雑節(ざつせつ)】
(節分)
立春、立夏、立秋、立冬の前日
(彼岸)
春分と秋分の中日として前後3日
(社日)
生まれた土地の守護神を祀る日
(八十八夜)
立春から87日後
(入梅)
梅雨入りの時期
(半夏生)
半夏という薬草を植える時期
(土用)
立春、立夏、立秋、立冬の18日前
(二百十日)
台風の得意日
(二百二十日)
八朔、二百十日、二百二十日ともに農家の三大厄日