薩摩硫黄島(01月29日~03月04日15時00分まで) | 時代おくれの男

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人知れず咲いて 人知れず散っていく

県名…鹿児島県
火山…薩摩硫黄島
経度…北緯 30度47.58分
緯度…東経130度18.31分
標高… 704m(硫黄岳)
管轄…福岡管区気象台・鹿児島地方気象台

規制…火口周辺警報【噴火警戒レベル2(火口周辺規制)】

【火山レベルの理由】
薩摩硫黄島の硫黄岳では2019年11月02日17時35分に噴火が発生しました。
【防災上の警戒事項】
硫黄岳火口から概ね0.5kmの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する噴火に伴う大きな噴石に警戒して下さい。風下側では火山灰だけではなく風に流されて小さな噴石が遠方まで流されて降るおそれがあるため注意して下さい。また火山ガスにも注意して下さい。
【前回までの火山の状況に関する解説情報】

2024年01月29日16時00分のブログで確認して下さい。

【火山の状況に関する解説情報】

(01月29日~02月05日15時00分まで) 第   6号

硫黄岳火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上1000mまで上がりました。夜間には高感度の監視カメラで火映を観測しました。火山性地震は概ね多い状態で経過しています。火山性微動は発生していません。地殻変動観測では火山活動によると考えられる特段の変化は認められません。


(02月05日~02月12日15時00分まで) 第   7号

硫黄岳火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上500mまで上がりました。夜間には高感度の監視カメラで火映を観測しました。火山性地震は概ね多い状態で経過しています。火山性微動は発生していません。地殻変動観測では火山活動によると考えられる特段の変化は認められません。


(02月12日~02月19日15時00分まで) 第   8号

硫黄岳火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上800mまで上がりました。夜間には高感度の監視カメラで火映を観測しました。火山性地震は概ね多い状態で経過しています。火山性微動は発生していません。地殻変動観測では火山活動によると考えられる特段の変化は認められません。


(02月19日~02月26日15時00分まで) 第   9号

硫黄岳火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上400mまで上がりました。夜間には高感度の監視カメラで火映を観測しました。火山性地震は概ね多い状態で経過しています。火山性微動は発生していません。地殻変動観測では火山活動によると考えられる特段の変化は認められません。


(02月26日~03月04日15時00分まで) 第  10号

硫黄岳火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上800mまで上がりました。夜間には高感度の監視カメラで火映を観測しました。火山性地震は概ね多い状態で経過しています。火山性微動は発生していません。地殻変動観測では火山活動によると考えられる特段の変化は認められません。