阿蘇山(07月07日~07月10日15時00分まで) | 時代おくれの男

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人知れず咲いて 人知れず散っていく

県名…熊本県
火山…阿蘇山
火口…中岳第一火口
経度…北緯 32度53.06分
緯度…東経131度06.23分
標高…1592m(高岳…三角点)
標高…1300m(中岳第一火口)
管轄…福岡管区気象台

規制…噴火予報【噴火警戒レベル1(活火山であることを留意)】

 

【火山レベルの理由】

阿蘇山では、火山性微動の振幅は小さくなり、その他の観測データにも活発化を示す変化が認められていないことから2023年03月23日11時00分に火山レベルを引き下げました。

【防災上の警戒事項】
中岳第一火口内では、土砂や火山灰が噴出する可能性があります。また、火口付近では火山ガスに注意して下さい。地元自治体の指示に従って危険な地域には立ち入らないで下さい。

【前回までの火山活動】
2023年07月09日16時00分のブログで確認して下さい。

【火山の状況に関する解説情報】

(07月07日~07月10日15時00分まで) 第  31号

阿蘇山では、07月07日07時頃から発生している火山性微動の振幅増大の現象は繰り返しながら発生しています。中岳西山腹観測点南北動成分の1分間平均振幅で2マイクロメートル毎秒前後のやや大きな状態で、5~15分間程度継続し、その後約30分程度の小さな状態になる現象を繰り返しています。07月10日に実施した現地調査では、中岳第一火口内の湯だまり中央部で火山性微動の増大時に明瞭な噴湯現象を確認しました。中岳第一火口の噴煙は白色の噴煙が最高で100mまで上がりました。地殻変動には、特段の変化は認められません。