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「不定点観測」 - 不動産売買仲介営業のブログ

千葉県柏市在住、埼玉県越谷市勤務。56歳の営業マンが、日常や業務について綴ります。

【株式会社北辰商事】
埼玉県越谷市新越谷2-12-9 ポルトゥーナE号室
TEL.048-993-4781

にゃーこ_20050608

にゃーこです。
ご主人が寝てしまったので、代わりに
アタシが更新してます。
いつも紐ばっかり食べて心配をおかけしている
お詫びです。

立つにゃーこ

ほら、アタシだって立てるんですよ。
手術の痕が見えそうで恥ずかしいんですけれどね。

それでは、おやすみなさい。
昨年収穫した種を蒔く前に、
朝顔が3株ほど芽を出しました。
物ぐさな住人に業を煮やしたかな。
偶然きれいに撮れました。
2頭とも、けっこう知的に見えます。

飼い主にネタがなかったので助かりました(笑)

翻訳の世界

雑誌『翻訳の世界』、1989年の3月号は
「村上春樹はここにいる」と題して春樹さんの特集を
組んでいます。
この前の年、1988年には『ダンスダンスダンス』が上梓されて
いますが、同時に

『おじいさんの思い出』
『and other storise とっておきのアメリカ小説12篇』
『ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック』

なども世に出ています。
翻訳の専門誌が取り上げたのも、このあたりと
無関係ではないと思われます。

本人へのロングインタヴューの他に、ヤスケンこと
故安原顕氏が『海』の編集者時代の思い出を語り、
「(雑誌)潰しの加賀山」と呼ばれた加賀山弘氏(『par Avion』
という良い雑誌がありました)が『ハッピーエンド通信』のころを
懐かしく振り返っています。
「(仮名)」のはずの講談社・木下陽子さんの談話も載っています。

私はこのころ大学生でしたが、春樹さんが自分の
ネームバリューを意識的に利用して(本人の言葉を借りれば
「客寄せパンダ的に」)、積極的に現代のアメリカの小説を翻訳し、
日本の読者に紹介していました。

アーヴィングやカーヴァーやオブライエン、カポーティ、それから
もちろんフィッツジェラルド。
春樹さん一人だけではなく、飛田茂雄氏、柴田元幸氏、越川芳明氏、
青山南氏等、脂の乗った翻訳者の努力が少しずつ実を結んで、
最終的に翻訳モノ、特にアメリカ文学が大きなムーブメントになりました。
「あらかじめ失われた世界」とか「ミニマリズム」といった言葉が
よく使われました。

そんなわけで、久しぶりにこんな雑誌も引っ張り出してみました。

アメリカ青春小説特集  

今回の「村上モトクラシ」 のアンケートでは、私はティム・オブライエンを
推しました。
ちょっと少数派のようですね。
当時、春樹さんがよく「どんなに優れた翻訳モノでも、伝えられるのは
だいたい6割。ぜひ原作も読んでください」と書いていました。
それを真に受けて、『カチアートを追って』を、ろくに理解できずに
原書で読んだことが懐かしいです。