【ほっとタイム】   

~根腐れ~

  今日の朝の礼拝のメッセージは「思い煩い」です。その内容にもよりますが、思い通りに事態が改善されない、解決に向かない、そして先が見合ない時など、より一層“思い煩い”が重く方にのしかかってまいります。苦しく心が悩む日々を過ごすことになるのです。

このような状況での特効薬は…なかなか見つかりません。苦しい時は、今すぐにでも問題を解決して欲しいのです。ですから、心も疲れ、硬直し、刺々しくなり、悲観的になります。このようなイライラ感は、ストレスに良いはずがありません。

あれこれ心配して思い煩わずに、この嵐が過ぎ去るまでじっと待つ…つまり、黙って耐え待つことです。草木の芽は、極寒の中、じっと温かい春を待ちます。ただひたすら春の到来を待ち、いつしか実現します。嵐は一生涯吹くことはなく、冬はいつしか過ぎ去り、春がおとずれます。少し、心を楽にしながら解決の時を待つのはどうでしょうか。耐えてみましょう。怖いのは、根である心が腐り、死んでしまうことの方です。