【ほっとタイム】   

~ 父の日の由来 ~

  家族を支えてくれるお父さんに日ごろの感謝を伝える大切な日ですが、母の日に比べて何となく影が薄いそんな父の日を、いつだったか忘れてしまうこともあるのでは。
 父の日は、母の日と同じくアメリカ発祥の祝日。誕生したきっかけは、ソノラ・スマート・ドットという女性の嘆願によるものです。ソノラの父親は軍人で、南北戦争から復員した後に男手ひとつで6人の子どもたちを育て上げています。
 6人兄弟の末っ子だったソノラは父の偉業を称えようと1909年に牧師協会へ「父親へ感謝する日も作ってほしい」と嘆願。そして1910年6月19日に、初めて父の日の式典が開催されました。しかし、それが一般に浸透するまでには実に6年もの年月がかかったといわれています。

 1916年の式典で、第29代アメリカ大統領であるウッドロー・ウィルソンが演説を行ったことをきっかけにして浸透して行ったといわれています。そして1972年、6月の第3日曜日が父の日として正式に制定されました。制定に至るまで60年近くを要しました。    

(花キューピット父の日コラムより)