レコーディング2日目 | 敦賀明子のN.Y.漫遊記

敦賀明子のN.Y.漫遊記

NewYork在住のジャズオルガニスト敦賀明子の日記です。

2日目はドラムのルーディーとギターのエリックと3人。
ルーディーが昼間ギグがあったので夕方からの開始だった。私とエリックとジャックは早めにスタジオに行って昨日録音したテイクのチェックと修正。
これがまたまたうまくいって、昨日は煮詰まっていた部分も一晩寝たら頭がフレッシュになっていて違うアイディアが浮かんできて思いがけずいい結果になったところが何カ所もありました。

昨日ジャックと食事をしているときに「ビレッジバンガードで私がルーさんと演奏していたグレイビー・トレインがとってもよかったので、その曲をやるか、同じようなフィーリングの曲を録音したらいいと思うんだけど」とのアドバイスをもらっていたので、朝起きてオルガンをさわりながら何かアイディアはないかな・・・と思ってたらあっという間にできてしまい(笑)その名もグレイビー・トレインならぬ「オリエンタル・エクスプレス」どうなるかな?と半信半疑で録音したらとってもブルージーでいい感じ。ルーディーもオルガンのジャック・マクダフのレギュラーを長年勤めてきただけあってばっちり!
実はスウィート・アンド・ファンキーの録音の時にも同じようなことがあって、つけた名前が「モシ・モシ」実は今でもiTunesのダウンロードがこの曲がダントツによく(いわゆるタイトル買い)あたしがオリエンタルなので弐匹目のドジョウをねらって「オリエンタル・エクスプレス」と名付けました。うまくいくといいのに・・・

他の3曲もスムーズに行ってあっという間に終わりました。

あ~~楽しかった!!


とはいえゆっくりする間もなく、来月末には日本で発売されるアルバムの録音が控えているので、明日から早速練習を始めなくっちゃ!
レコーディングをする度に新しい自分と自分に足りないところを発見できるので、そういう機会が短期間に2回もあるなんて・・・本当に幸せ!