2月、桜井市から「山の辺の道」を歩いた。
日本最古の古路には、たくさんの深い味わいがあった。
しばらくして、天理から新薬師寺までの北コースがある事を知った。
またまた格安航空券を探し、奈良に来た。
前日、「大和3山」を歩き、大和路を楽しむ。
朝、ホテルの朝食を食べ新王寺→西田原本→田原本→天理と電車を乗り継ぐ。
天理駅のコンビニで、少し行動食を仕入れて歩き始める。(結局、ここでの購入食料と前日の買い置きがこの日の食事となる。)
天理教本部の敷地内に凄い枝垂れ桜があるらしく、行ってはみたものの花は終わっていた。しかし、その立派な桜はぜひ満開を見てみたい!
山の辺の道に入る。
まずは、前回の終了地点となる「石上神社」。
山の辺の道、つくづく歩くっていいよなぁ〜!
万葉集にもうたわれる「布留の高橋」。
高橋姓の源流とも言われるそうな・・・
「豊日神社」
竹林が多い。
ここを登ると、「石上大塚古墳」横を通り抜ける。
爺さん3人、筍掘りに古墳をせっせと掘っていた。
わざと挨拶をしたが、無言で知らん顔!!
そこから名阪国道の下をくぐり抜ける。
溜池の縁沿いに道があり、遊歩道になっている。結構な人が歩き、溜池にはヘラブナ釣りに興じている人も多い。
古墳公園横を抜け、立派な天理大学グランド横を歩く。野球部が元気に練習していた。
弘仁寺への石段は、雰囲気いいね!
弘仁寺。
青空が見えて来た。
円照寺への道は、長年の往来が作り上げた道。
人の歩みは、刻まれものなんだなぁ〜。
歩く事は、痛いし辛いが、深い満足感がある。
自分の足だからだが、歩ける自分は今、歩けなくなる事への不安ばかり抱いている。
でも、そこで問い直すのは、
「お前は、未来も過去も歩けないんだぞ!
歩けるのは今しかない!
その今を歩ければ、それでいいんじゃない?」
円照寺の拝観は出来ない。
崇道天皇陵
その④へ続く