もう少しで馬籠峠だ!
実に穏やかな登り道。
車道から離れての道が多く、静かで歩き旅向きダナァ〜。
無料休憩茶屋「一石栃立場茶屋」
お茶と梅干しをいただく。
管理人の方とお喋りすると、ようやく方言が聞けた。
松本に7日滞在したが、電車の中で聞く会話は綺麗な標準語で、ちとガッカリしていただけにホッとする会話だった。
峠越え感を出してみた!
ん?何が峠越え感?
何となくな集合写真。
いよいよ岐阜県だ!
この後、痕跡の無い「峠一里塚」がこの辺りを確認した。
日本橋から82番目
十返舎一九の歌碑
「渋皮のむけし女は見えねども
栗のこはめしここ乃名物」
ママが、渋皮のむけし女って何?と調べ始めた。
中央アルプス(木曽山脈)の最南端「恵那山」日本百名山
青空に輝く雲を纏い、堂々とした風貌だ!
パノラマで写して見た。カッコいい山ダナァ。
馬籠宿
馬籠宿本陣跡(島崎藤村宅)
早く馬籠宿に着いたので、藤村記念館をゆっくり見学する。
記憶ある本やフレーズがあちこちにあり、作者の背景が見えてくると、また作品に触れたくなる。
素晴らしい展示物を拝見出来た。
藤村記念館の中庭から
本陣前から下を見る。
四時過ぎると、観光客もまばら
もう一度、本陣である島崎藤村記念館を振り返る。
今年上映された「破戒」、60年ぶりの映画化を是非見たいと思った。
馬籠茶屋に到着。
中山道馬籠宿沿いの「馬籠茶屋」。
外国の方に人気だそうだが、共同のトイレ風呂や、かつてのユースホステルを醸す談話室が和風っぽく作られている。
夕食は、チト食べ切れない程で、素朴な味・食材が嬉しかった。
やはり、馬籠宿内の立地でこの価格は、他には無いね!
この宿に入ってから、ボクの頭の中で吉田拓郎の「旅の宿」がBGM化している。
熱燗トックリの首はつままないが、ひとつ俳句でもひねってみたい気分になるから不思議だ!
テレビも無い和室六畳の部屋で、数人泊まっている多客の物音や、かすかな会話・・やはり忘れていた旅の何かがある気がした。
「きみの膝枕にうっとり」しようとも思ったが、8時には轟沈スヤスヤの二人なのだ!
さぁ明日は、この第二段旅の最終歩き「馬籠宿〜大井宿」だ!楽しんで行こうぜ!名古屋駅前泊。