10月8日(日)


山行座数合計・・・1013座(回)

9月10日、「時山」に登った時、尾根繋がりの「熊群山」が気になっていた。

まぁ、その時に登ってしまおうという気力もなかったので、帰宅後調べてみると、面白そう!
私の持っている23年前の分県登山ガイド「大分県の山」には記載がないが、大分の山のガイド本にも出いてる
らしく、多くの登山記録があった。
熊群神社からのコースに、素晴らしい参道石段・鎖場があり、ますます行きたくなった。
 
 
で、出かけた。
 
 
県道621号線沿いの、神社駐車場に止め歩き始める。
道路脇には、たくさんのツリフネソウが咲いている。
段々畑を抜け、林道に入る頃、もう下山されてきたグループとすれ違う。
道なりに登ると、右に古い鳥居に出くわし入り込むと、道が無い。
??左かなと、林道を進むと尾根が裏になって来た。
戻り、古い鳥居すぐ下の綺麗な道を行くと、素直に「熊群神社」となる。
道・・・関係なく藪歩きの性・・・だろう、良くこんな行動に出くわす。
しばらく、神社横の建物の縁側に座り、森の声を聞く。
森は、自宅より賑やかだ!
だが、自然の中のたくさんの音・・森のざわめき・鳥の鳴き声は、静寂を感じる。

イメージ 1

よくこれだけ積み上げたものだ!と、感心しながら味わって石段を上がる。
息が切れるころ、奥宮?にたどり着く。
 
ここからどこへ行くのだ??と、少しウロウロ社の裏を抜け向こうに行くと、道があった。
楽しみにしていた「鎖場」だ。
びちょびちょに濡れた岩肌を見上げ、ママは「私も行くんかい?」と顔に書いてある。
丈夫な鎖があるから、心配ないが、気持ちが萎えるとすくむので、スリングを腰に巻き付けロープをつける。
15メートル?上の棚まで、私が先に登る。
左手に鎖、右手で木の根や岩を掴めば、安定して登れる。
濡れは岩は、スタンス豊富だ!
だから、一般登山道なのだろうが、ママは違う!
棚で一旦ママに登ってもらうが、アヘアへ登って来た。
「もう嫌だ!」と言わない所が、嬉しい。
ついでなので、もう20メートルロープ確保してあげる。
後は、滑りそうな所はフィックスロープが設置してあり、山頂台地の端に到着する。
 
登り上がった所で、小さな祠があり視界が広がった。
少し紅葉した山肌が見える。
トリカブトも、もうすぐ開花だろう・・・白い蕾。
ぺったんとした穏やかな山頂台地と、そこへ至る急な斜面は、登山としての内容は濃い!
楽しい山だった。
 
 
帰路途中、竹田の「三宅山」へ車で立ち寄る。
林道を覆う草や枝木、ワシャワシャ掻き分けて走ると、電波塔の建つ山頂。
 
腹も減って来て、急ぎ三重町で夕食。
食事した店の駐車場に、神楽の太鼓と笛が聞こえてきた。
食事後、神楽舞を見て、神社にお参りして帰路につく。
 
自宅6:15----日向・朝食----北川はゆま道の駅----道の駅・清川----長湯温泉----熊群神社駐車場10:22----熊群神社11:19----鎖場11:46----熊群山12:52----昼食----下山13:14----登山口15:04----移動----三宅山16:39----三重町・夕食----延岡----自宅20:55