4月30日(日)
山行座数合計・・・981座(回)
その朝、前障子~大障子への周回を目指した。
たっぷり10時間はかかるだろう・・・の想定。
しかし、その山の行程に、準備は足りていなかった。
たっぷり10時間はかかるだろう・・・の想定。
しかし、その山の行程に、準備は足りていなかった。
祖母傾縦走・・・、家族で成し遂げたい「夢」の縦走路だ!
すでに、叶わない「夢」なのだろうか?
でも、私は歩けなるまで、その時を待ちたいと思っている。
すでに、叶わない「夢」なのだろうか?
でも、私は歩けなるまで、その時を待ちたいと思っている。

「暗くなる?」
7時に歩き始めても、累計1500mの登り・・・何があるのか判らない。
ましてや、宮原から先は未踏のコース。
ママを連れてのコースに、「水」「ロープ」「照明」は万全のつもりでいた。
真っ暗でも、戻れる自信はあった。
ビバークする覚悟も出来ていた。
何か、不安をぬぐいきれずに、その急な登りは連続した。
7時に歩き始めても、累計1500mの登り・・・何があるのか判らない。
ましてや、宮原から先は未踏のコース。
ママを連れてのコースに、「水」「ロープ」「照明」は万全のつもりでいた。
真っ暗でも、戻れる自信はあった。
ビバークする覚悟も出来ていた。
何か、不安をぬぐいきれずに、その急な登りは連続した。

標高1200mを過ぎた頃、アケボノツツジの色に酔いしれる感覚は突然消えた。
ママの両足、左右交互に「大腿筋+ふくらはぎ+足裏+足指」同時に攣りだした。
だんだんと急峻で、岩場の混じる最中の出来事だった。
いろいろ考えても、体力不足なのだろうか?水分不足?塩分不足?・・・仕方ない。
だましだましで、前障子岩の三角点を踏む。
不安な顔と、痛みの我慢した顔が、先行きの行動を決断しなくてはならない。
何も言わなければ、ママは当然ついて来る。
「下山だ!」
決心し、座り込んで昼飯にした。
考えるのは、4時間も要してここまで来た。
下山大丈夫だろうか?の不安より、日暮れまでには6時間もある!!という現実。
決心し、座り込んで昼飯にした。
考えるのは、4時間も要してここまで来た。
下山大丈夫だろうか?の不安より、日暮れまでには6時間もある!!という現実。
下りながらも、攣る足を押さえるママがいた。
少し傾斜が緩くなり、登山靴を脱がせリラックスさせる。
筋を延ばして様子を見る。
そして、そこからは、ようやく普通に歩ける様になり一安心だ。

登山口が近づく頃には、もう攣る足の事を忘れているママがいた。
それでも、9時間も行動し、お互いを知る良い経験にもなった。
また、これからの山旅を組み立てれば良い。
また、祖母傾には、自分を確かめにやってきたいと思う。
自宅3:30----宇目道の駅----原尻の滝----健男神社6:45----登山届け7:00----水場8:00----1204ピーク(黒岩山?)10:00----前障子岩(障子岩)11:05----昼食----下山12:00----健男神社15:31----尾平トンネル----高千穂----自宅19:20