4月5日(水)

山行座数合計・・・971座(回)

ゆっくり起きる朝・・・。
昨日までの晴天とは打って変わって、曇り空。
雨の心配はないようだが、「登山」となると、ニューピークは県外にしかない。
隣県の山訪問も、慣れたものだが、アプローチに3~4時間は当たり前。
「慣れ=喜び」という訳でもない。
「ニューピーク=喜び」という訳にしておく事にする。
そこをグッと違う思考に切り替えるのが「1000座への道」という事なんだろうなぁ~。

日向に入る頃、右に太平洋が見える。
金が浜・・・見知らぬ番号からの着信にふと不安がよぎる。
「息子さんと、数日連絡が取れず、アパートにも行ってみたんですが・・・。」
長男のいる大学研究室の先生からだった。
沢山の不安と、彼に対する信頼と、親としての行動予測が、同時に進行していく。
以前、長男が紹介し、スマホにダウンロードしたグーグルの「あんしん連絡・・・」を、ママが起動させた。
続いて私も、電話を掛けるが出ない。
間違いなく、そのグーグルは、彼の部屋の位置情報を知らせてくる。
2度目電話を掛けて、Uターンしていると、絶不調声の長男から電話が鳴り、ひとまず安心。
2日、寝込んでいて、先生との打ち合わせに行けていなかったらしく、息子の不調をよく知って頂いてる故の心配だった。
本当に親身に心配していただける関係が近くにあり、親としても感謝するばかりだ。

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少し、ホッとすると腹が急に減って来た。
美々津の「魚定食」の美味い店に飛び込み、朝定食を食べる。
道の駅に寄り、先程の先生に報告と感謝のメールを入れる。
10時を過ぎ、しばし迷うが、臼杵市へ向かう事にする。
「延岡南~佐伯」の高速は、無料で利用できるのが有難い!
佐伯~津久見~臼杵は、一般道路で走る。
朝の満腹は、昼食を遠ざけているが、食料なしで山歩きする訳には行かず、臼杵のCOOPで買い出しをする。

トンネル上の鞍部を境に、横岩山と扇平山が東西にある。
まず、伐採後の杉斜面に取り付くが、歩きにくい事この上ない。
難儀してズリズリ上がると、地図にある立派に林道に出くわし鞍部。
大分にいつもぶら下がるオレンジのアクリル板に、登山口と書いてあった。
いろいろと意見はあろうが、この標識から入ると、新旧多種の目印テープがある。
・・・・・・。
横岩山に立ち、再び鞍部から林道を進むと、扇平山山頂直下まで行ける。
斜面を這い上がると鉄塔に出くわした。
地図にも表示される送電線は、山の強力な目印。

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車に戻り、「桜を眺めて昼食にしよう!」と、広末ダムの駐車場・・・2部咲き??
遅い昼食後、3座目「九六位山」を目指す。
キャンプ場内なので、車で行けるかと思ったら、車両進入禁止になっていた。
おかげで、圓通寺の樹齢1380年と言われるイチョウの大木を見る事が出来た。
驚くほど神々しい。
寺の境内横から通じるキャンプ場への道を歩き、3座目「九六位山」。

ママ運転での帰路の車内から、長男に電話する。
少し明るくなった声にホッとする。
すでに何をしてあげられるはずもない。
ただ、健康に不安がある時ぐらい、傍にいてあげられたら・・・と思う。
あぁ~・・・、子供4人と今すぐ遊びたい!と考えながら寝てしまった。

自宅8:05----美々津・朝食---日向道の駅10:00----佐伯市----津久見----臼杵市12:15----トンネル横駐車13:11----横岩山13:39----鞍部14:01----扇平山14:35----トンネル横15:05----移動----広末ダム・昼食15:30----九六位峠----圓通寺16:24----九六位山16:35----帰路----自宅20:15