3月5日(土)

No.563 小箆柄岳(このがらだけ)1149.0m 標高点 鹿屋市

山行座数合計・・・851座(回)

久しぶりの早起き・・・・5時半。
今回は、前夜からママが、食事の準備を完了させていた。

ニューピーク狙いなら、すでに隣県への移動が必須なので、鹿児島・熊本・大分までの移動が必要。
出来る限り高速道路は使わない。
節約もあるが、道中の楽しみも欲張りたい!
都城を通り過ぎ、道の駅「たるみ」まで、ノンストップでたらたら走って来た。
桜島の眺めがいい道の駅、トイレ休憩と、しばし物産見物。
土産を買う習慣が、結構嫌いなので、自宅で必要かどうかの選択眼・・・。
会社の旅行でも、土産を買わない私は不思議がられるが、我が家は子供達にも、出来る限りその習慣を植え付けた・・・はず。
欲しいなら、自分がどうか?
土産は、自分の為にどうか?で判断する事になっている。
まぁ、そんな事はどうでも良い事なんだが、気になるのは「さつま揚げ」や水産加工物・・・。
しかも、その試食が、早い時間なので、まだ容器に満タン入っている・・・って事。

試食欲求を抑え、早々に出発し、猿が城渓谷からの林道を目指す。
??
なんと、林道は通行止めになっていた。
しばし、キャンプ場のバイオトイレに寄って、ルート変更を検討。
有名どころの山なので、登山口へのアプローチはしっかりしているのだろうが、地図のみ検討・・・の習慣と、変更・転進の精神が強く、考え付いたのは「御岳」への登山口と、そこからグルリ取り巻く林道。
新城から入った林道は、御岳方面がロープ閉鎖してあり、白山を西から回り込むきついダート。
でも、しっかりと走ることは出来、白山・横岳への登山口も2カ所確認できた。


なんと、スマン峠への登山口をスタート出来たのは、自宅から約5時間経った11時になる。
土交じりの急登だが、しっかりはっきりの登山道に、ルートファインディングの緊張感は無く、ひたすら体力勝負。
スマン峠を過ぎた頃、天気は一気に変化し始めた。
雲が覆い、風が強まって来た。

イメージ 1

ママと天気談義をしながら、快適な稜線歩き。
なんと、この高隅山周辺の天気感覚の私と、日本全土の天気図感覚のママの会話が噛み合わず、ヘンテコな話となっていた。
こういう場合、大きい感覚の方が、話を飲み込むのか??私も、妙な納得感を感じていた。
しかし、今、雨に降られそうな「ここ感覚」の方が気にしておかなくてはならない・・・はず。

山頂が近づくにつれ、明るい声が聞こえてきた。
若者8人?のグループが、楽しそうな雰囲気・・・こちらまで一気に明るい気分にさせてもらった。
ママは、女子にチョコをいただき、お互いシャッター押し合いをする。
若者らの下山で、また静かな山頂になる。

おにぎり昼食を済ませ、下山開始。
途中、通過した「小箆柄岳」の山頂にも立ち寄る。
笹と自然林の斜面が、実に心落ち着く景色だ。
今回、大箆柄岳の山頂からの景色が、雲に覆われ残念だったが、時折見える斜面の景色は、まるで深い山の面持ちだった。
愛され登られる理由が少し判った気がした。
それに、遠望が効けば、スケールのあるパノラマが楽しめる事だろう・・・。

国土地理院に標記のある山・・・というこだわりではないので「小箆柄岳」も1座カウントだが、後から判ったのは、スマン峠近くの1137m標高点を「高隅山」として表記がある。
ニューピークハント?登山?国土地理院?・・・自分の要素とこだわりって何??と、自宅で再考もしたが、結局「こだわってみたり、こだわりなく山を楽しめば良い!」ってもんだろう・・・。
大切なのは「健康と時間」・・・に尽きる年齢になってきていると意識も必要だわ。


下山後、なんとかもってくれた天気に感謝しつつ、すでに私の頭には日本全土の天気図感覚。
都城で夕食。

自宅6:08----都城----道の駅たるみ----猿が城(通行止め)9:10----新城----白山登山口10:25----スマン峠登山口10:59----スマン峠12:02----大箆柄岳13:01----昼食----下山13:25----小箆柄岳14:07----スマン峠14:33----登山口15:20----
都城で夕食----自宅20:10